手しごとを結ぶ庭について
自然の恵み、美の心、手の技。
工藝、手しごとと呼ばれる、人の暮らしに生きるものを作る人たちと、
それを巡る人々を結ぶ場づくりを続けてきました。
さまざまな場で、さまざまな姿で行ってきた活動を、ひとつのメディアでご覧いただけるように
「手しごとを結ぶ庭」musubuniwa.jpを開きました。
この庭の中でのさまざまな営みが、ひとの幸せを育むものであるようにと願っています。
「手しごとを結ぶ庭」を彩る6つのコンテンツ
ヒナタノオト
ヒナタノオトは、日本橋浜町にあるギャラリー・ショップです。
2006年に日本橋浜町にオープンし、2011年に日本橋小舟町へと移り、
2021年に再び日本橋浜町にて新装オープンをいたしました。
水天宮前、浜町、人形町が最寄り駅です。
丹精された作家の作品を、広やかに見て触れていただきたいと、都心に実店舗を開きました。
新店舗では、常設展示空間のほか、ギャラリーとして「galleri vindue」(ギャラリ ヴィンドゥー。デンマーク語で窓の意)を設けました。
「芽」の意味を持つ「スプラウト」ビルの1階で、印象的な窓と共に、どこか北欧の雰囲気を漂わせた和みの空間を創っています。
Access
住所
〒103-0007
東京都中央区日本橋浜町3-16-7スプラウトビル1階
電話 & FAX : 03-5649-8048
営業時間
11:00〜18:00 月・金曜休
電車でお越しの方へ
水天宮前駅 4番出口(半蔵門線)徒歩6分
浜町駅A2出口(都営新宿線)徒歩7分
人形町駅A2出口(日比谷線)徒歩10分
人形町駅A3出口(都営浅草線)徒歩12分
清洲橋バス停(秋26・葛西駅⇔秋葉原駅)正面
ソラノノオト
ヒナタノオトの二店舗目として、オンラインストア「ソラノノオト」を2020年に開きました。
オンラインならではの個展、企画展を展開します。
また、実店舗ヒナタノオトの常設作品の販売も行なっています。
https://hinata-note-online.com/
工房からの風
千葉県市川市ニッケコルトンプラザで2001年より開催されている野外クラフト展。
代表の稲垣早苗は、日本毛織株式会社在籍中に『工房からの風』、『ニッケ鎮守の杜』をディレクターとして立ち上げ、現在も企画運営を担当しています。
2016年『工房からの風』は、公益社団法人企業メセナ協議会において最高賞のメセナ大賞を受賞。
2017年『工藝と庭を巡る人の輪づくり [工房からの風]』は、公益財団法人日本デザイン振興会においてグッドデザイン賞(Activity(取り組み)部門)を受賞しました。
http://www.kouboukaranokaze.jp/
デンマーク
代表の稲垣早苗は、1996年以来北欧デンマークに通い始め、以来30回以上の渡航を重ねています。
日本の工藝、手しごとを紹介する仕事とデンマークでの経験は、一見別のことでありながら、「手しごとを結ぶ庭」の活動の感性的両輪を担っています。
雑誌でのデンマーク取材記事多数の他、単行本「北欧の和み」(アノニマ・スタジオ)出版。
2018年、2019年にデンマークTverstedにおいて「日本の手工藝展」を企画開催しました。(Isager Gallery)
ヒュゲ
デンマークに通うほどに、デンマーク人の家を訪ねる機会が増え、その居心地のよさに深く静かに感動していました。家を後にするとき、デンマーク人同士が帰りの挨拶として「det var hyggeligt」(ヒュゲだったよ。よかったよ)と言いながらハグをしているのが印象的でした。
ヒュゲ。近年欧米でベストセラーとなっているhygge関連の本。2016年にはイギリスの流行語大賞の有力候補にもなったというその言葉を、日本語で一言に訳すことが出来ません。しいて言えば、「和む、くつろぐ、ほっこりする」といったところでしょうか。
ヒナタノオトでは日本の手工藝を紹介していますが、ヒュゲという感覚をスタッフが持ち合って、この空間の中で作品に触れていただきたいと願っています。
ハマスホイ
Vilhelm Hammershøi (1864–1916) ヴィルヘルム・ハマスホイ
室内画を多く描いたデンマーク人の画家。デンマークで出会った空間で、何度もハマスホイの描いた空気感を味わい、その奥深い魅力を今も追いかけています。ヒナタノオトには画集などが充実していますので、店内でご覧ください。
会社概要
- 設立
- 2006年12月1日
- 会社名
- 株式会社乃音
- 代表取締役
- 稲垣早苗
- 所在地
- 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-16-7スプラウトビル1階
- TEL・FAX
- 03-5649-8048