ヒナタノオト
作品展に寄せて

Q1
春の訪れ、はるのひかりもひときわ似合うAnima uniさんの作品。
今展には、どのような作品を出品くださいますか?

A1
やわらかな色の天然石をひかり透かす窓のように仕立てたピアス、イヤーカフ、リングなど春めいたものをいろいろとお持ちします。
パールの球根花など、春の庭のモチーフのものも。

Q2-2
Anima uniさんが、工房の中で一番好きな、あるいは大切なものについて教えてください。

A2-2
庭に面したおおきな窓のそばに設置した彫金の作業台。
季節折々の光が硝子を透化し、
光と陰が描きだす部屋の風景は刻々とうつろいゆく、
そのなかで自然光と戯れるように制作するのが好きである。

作業的には人工灯を光源として、
一定の光量でやった方がたやすいのかもしれないけれど。

白いカーテンが揺れる春の窓、
逆光に浮かび上がる朝顔やミニ胡瓜に彩られた夏の窓、
ラズベリーが色づきはじめる秋の窓、
ぼんやりと明るい冬の窓、

それらを吸って吐いて息するように、
手を動かし、ひそやかに形をとりはじめる、掌のなか。

光の輝き、眩しさとともにあるようなAnima uniさんの作品。
ご自身で撮影された写真も、どれもがまさに作品ですね。

庭を丹精されるグリーンサムの手から生み出される金属と天然石の装身具。
春の窓から差し込む光を想いながら、ご覧いただきたいと思います。

Anima uniさんは全日在店くださる予定です。

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