店主ブログ
日々の芽吹きの記録

Rhapsody Impressions of Hammershøi

2020.02.14

フェイスブックを時々開きます。
ゆるりと記事をあげたり、「お友達」の記事を読んだり。
そして、フェイスブック機能で、「数年前の今日」が出てきたりします。
ええっ!そんなに前のことだったの―!!と驚くことが多くありませんか。
まさに光陰矢の如し、ですね。

2017年2月12日、3年前のこんな記事が上がってきました。
以下、一部抜粋して転載してみます。

 


ここのところ、行く先々でハマスホイの話になります。
何かメッセージをもらっているかのよう。

立春も過ぎて、3月の伊勢丹に始まり、15回目の工房からの風のさまざまなミッションが地中の根っこ伸ばしの時期から、地表に現れてぐんぐん活発になっていく。

あわあわ、、、テンヤワンヤとなってくると、元気を出そう!という風向きに(モード)になる傾向が。
(ユンケル飲んだことないけど、ユンケル飲む的な思考になりがち)
それも私らしいと言えばそうなのですが、何か違うんだよねーという気持ちが芽生えて。

何かを選択しながらものごとは進んでいくのだけれど、その選択基準に「心を澄ませるものであるか」を置こう。と思った。
「前向きなもの」「伸びていくもの」「生き生きしているもの」を選んできているような気がするし、それも私にとっては大切だけれど、「澄ませるもの」を、今とても求めている。
食べるもの、飲むもの、聴くもの、見るもの、交わす会話。

私の創るタッチは「静謐」ではないけれど、「心澄ませるもの」を心に置きながら、さまざまなプロジェクトを進めていこうと。
・・・
・・・

 

 

3年前、「ハマスホイとデンマーク絵画展」が都美で開かれることはまだ知らない時でした。
3年後に東京でハマスホイの絵をたくさん見ることができて、ヒナタノオトで企画展をするなんて不思議です。

そして3年前、「澄ます」という言葉に心が惹かれていた自分とこの記事で再会できました。
この再会は、今の自分の心にとって、養分のような気がします。

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数年前にやり取りが始まった(種が蒔かれた?)事柄が、2月に入って具体的な姿で示されてきました。
これは芽となって育っていくのでしょうか。
育てたいけれど、育てたい!という気持ちだけでは育たないというか、
育てる意味がないことも年を重ねるほどにわかってきたつもりです。(ややこしい書き方ですね)

心を澄ませて、けれど臆することなく、私らしく元気に新たな企画に向かっていく。
そんな気持ちにさせてくれた、3年前のハマスホイを巡る記事との再会でした。

その時に、デンマークのジャズピアニストのアルバムを入手したことも書いていました。

Rhapsody Impressions of Hammershoei

ニコライ・ヘスというピアニスト
ここに紹介記事が掲載されています。
→ click

週末、ヒナタノオトでもかけてみようと思います。