スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

楽園を

2023.01.11

年明け最初の展覧会は、佐々木ひとみさんの「楽園」。
1月7日 土曜日に初日を迎えました。
初日、二日目はひとみさんも在店くださり、新春にふさわしく明るいにぎわいの二日間に。

「新年は、やっぱり『楽園』だよね。」
お客様からそんなうれしいお声をいただくくらい、年初の恒例となった展覧会。
ギャラリーの空間にはいきいきとした楽園が広がっています。

二日間を通して、多くのお客様がお手持ちの作品を身につけて来店され、
ひとみさんとお話ししながら、新しい作品との出会いを楽しまれていました。
お気に入りの作品と出会って、そのまま身につけて帰られる方、
その日のネイルと奇跡的なマッチングのリングをお選びくださるお客様など、楽園のかけらがそれぞれふさわしい方のもとに。

 

今年はうさぎ年ということもあって、うさぎモチーフの作品も多く制作くださいました。
少しずつ跳び立っていますが、まだ出会いを待っている子もいます。
そして、エンドウ豆がモチーフの新作も。
小さなパールのお豆がはじけている様子がみずみずしい!
お豆好きの心をくすぐる作品です。

イマジネーションが創作の源泉となる、というひとみさん。
アトリエにある金属片や天然石など、素材の色や形から着想を得て、鳥や蝶など楽園の住人が生み出されることも多いといいます。
今回も、お客様と天然石を見る中で
「鳥がいる!」という楽しい発見の瞬間もありました。

展覧会は1月15日 日曜日までご覧いただけます。
今年一年、ご自分がいるその場所が、おひとりおひとりにとっての楽園になりますように。
そんな願いを込めながら、ご来店をお待ちしております。

文  瀬上尚子
写真 中川碧沙