スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

アトリエ倭さんから(銀座三越展)

2023.09.25

Q1
埼玉県毛呂山町で木工制作をする香田進さんと佳人さんのユニットによるアトリエ倭さん。
今展にはどのような作品をご出品くださいますか?

A1
今回はポストカードや写真などを飾る木の額をたくさん。
手のひらに乗る小さな額も少しと、新作で鏡も出品します。

鏡は以前、明鏡止水という言葉が似合うと言っていただいたことがあって
曇りのない真直ぐな仕事がしたいと思い製作しました。
「日々を飾る「というテーマで昨年から作り続けている額達。
大切な記憶を飾る一枚を、見つけていただけたら嬉しいです。

先日のヒナタノオトでの個展でも大変好評を博した木の額。
広やかに使いやすいサイズや小さなもの、そして新作の鏡とは、楽しみなラインナップですね。

Q2
銀座の想い出がありましたら、お聞かせください。

A2
以前、木のおもちゃの師匠からのお誘いで、インスタレーションの展示に参加していました。
独立し立ての自分を大先輩のおもちゃ作家さん達が暖かく迎えてくださって、毎年違うテーマで大きな作品を幾つも発表させてもらいました。

そのグループ展の会場が銀座で、打ち上げで老舗のビヤホール、銀座ライオンに連れて行っていただいた事が印象に残っています。
高い天井に美しい照明と有形文化財の壁画。
広い店内はビールを楽しむ人達で溢れていて、喧騒にかき消されないように大きな声で話して、その倍聞いて、ブーツの形のジョッキも紙カツも、急に大人の世界に紛れ込んだみたいでとても楽しく美味い時間でした。

あれから約20年経ちましたが、師匠はじめ当時からお世話になっていた作家さん達は変わらず仕事を気に掛けてくださって、展示会なども欠かさず足を運んでくださいます。
いつか追いつきたいと思うカッコいい背中があることが、シャンとした仕事をしたい原動力になっています。

アトリエ倭さんの在店は
9月28日(木)午前10時から午後3時
10月1日(日)午前10時から午後3時
10月3日(火)午後4時から午後6時
を予定していましたが、初日も加えて予定くださいました。

アトリエ倭さんのインスタグラムはこちらです。
→ click