店主ブログ
日々の芽吹きの記録

蕾きたる

2020.03.06

岐阜から宅配便。
さこうゆうこさんから。
中身の項目に「ガラス器・植物」と書かれてあります。

なんでしょう?
納品待ちの作品はないし、植物って??

段ボールを開けると、まず封筒が入っていました。
封を開けるとお手紙が。

『・・・
11月展の返却の荷の中に、ヒナタノオトで使っていただいていたポットが紛れていました。
すぐにお返ししようと思ったのですが、せっかくなので、ヒヤシンスを一緒にお送りしようと少しお預かりしていました。
・・・
よろしければ、春の香り、楽しんでください。
ご返却遅くなってごめんなさい。
さこうゆうこ』

さこうさん。
ありがとう!!
そして、なんというサプライズ。
なんというやさしさ。
岐阜の工房で大切に育てられたヒヤシンス。

それはみごとなみごとな蕾。
明日の和泉綾子さんの展覧会の初日には、ふわっと花開きますね。
和泉さんの笑顔のように。
さこうさん、そのこともわかっていたのかしら。

+++

皆さまのお宅の水耕栽培はいかがでしょうか。
実は我が家、5つヒヤシンスを仕込みましたが、2つがザンネンな感じになってしまいました。
印象としては、冬が暖かすぎて、雑菌に負けてしまったのかも・・・?

ヒナタノオト店内では華やかに開いてくれましたので、何か状況がよくなかったのかもしれません。
ごめんなさいの気持ちです。

でも、あとの3つは我が家でも1つは見事に咲いて、2つはまもなく薫りだしそうです。


上の画像は、我が家の庭のもの。
毎年、水耕栽培のあとの球根を地植えしています。
翌年か翌々年には、このように咲いてくれるのです。
なんでしょう。
わが子のよう!な感覚。
春の訪れの喜びもひとしお。

皆様の素敵なヒヤシンスやスイセン、ムスカリ・・などのお話し
よろしければ、ぜひお聞かせください。

店頭、またはメールでも大歓迎です。
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