ヒナタノオト
作品展に寄せて

手塚えりか
東京 ガラス
鋳造技法により作られるガラス。
生活の道具を超えて、暮らしのアートピースとしても楽しめる器や装身具。

Q1
手塚えりかさん、今展にはどのような作品を出品くださいますか?

A1
硝子の器と、箸置き、ヘアゴムを出品いたします。
パート・ド・ヴェール、またはキルンキャストと呼ばれる、硝子の鋳造技法で制作しています。
粘土で作った原型から石膏で鋳型を作り、ガラスの粒や粉を詰めて鋳造するというやり方です。
「生活の道具」という枠を超えて、誰かの感受性に触れられるような、そんな作品を作りたいと思っています。

Q2
手塚えりかさんの庭にまつわるエピソードがありましたら、教えてください。

A2
2年ほど前から、庭木の剪定をしています。
趣味と義務の中間くらいの気持ちでやっています。

梅の木、藤の木、竹、松、木蓮、そして謎の雑木達…
たいして広くない庭に所狭しと植えつけてあり、少しサボると、あっという間に伸びきって、鬱蒼としたジャングルのよう。
植物の成長力と生命力に圧倒されながらも、12尺の三脚に登って見下ろす庭は爽快で、ついつい切りすぎてしまうのを我慢しながらの剪定は、良い運動になり、気分転換になります。

まとまった時間ができたら、次は生垣のカイヅカイブキとヤマモモを剪定したいと思っています。

華やかな色彩とガラスならではの質感は、手塚えりかさんならではのもの。
ひとつひとつが花のように美しく、幾つもが集えばお花畑の芳香が漂うようです。
家の中で過ごす時間をあらためて考えさせられる今、
光と色彩の美しい作品がある室内を思い描いてみてはいかがでしょうか。


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4枚セットのうち、一枚は手塚えりかさんの作品のもの。
会場で、フォロー画面をヒナタノオトスタッフにお見せくださいね。
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