ヒナタノオト
作品展に寄せて

古谷朱里
滋賀 陶磁
手に馴染むマグカップと、ピッチャー。
食卓の風景に彩りを与えるシックなレッド、ブルー、グリーン。

Q1
古谷朱里さん、今展にはどのような作品を出品くださいますか?

A1
深い色合いの赤、緑、青で、しっくり手に馴染むピッチャー、マグカップを作りました。

Q2
古谷朱里さんの庭にまつわるエピソードがありましたら、教えてください。

A2
庭と言えば、工房からの風の会場の庭が心に残っています。
違う分野の作家さんのお話を聞いて刺激をうけ、たくさんの人と交流できました。
作陶の節目で二度参加して、その後再びスタートをする気持ちになり、今も作り続けています。

信楽で作陶される古谷朱里さんは、ヒナタノオトの伊勢丹での展示では一昨年に次いで二回目。
前回もたっぷりとおおらかでありながら、品の良い作品群でしたけれど、今回はいっそう磨きがかかった感じがします。
フォルム、釉薬の色合い、醸し出す表情。
ありそうでほかにない朱里さんならではのカップや水差しをぜひご覧ください。