スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

アダージョ

2020.04.21

パンも白いごはんも大好きです。
週末、いつもよりゆっくりの朝、パンにすることが多い。
近所のお気に入りのパン屋さんのハード系のパンを焼いて、ジャムや蜂蜜を添える。
コーヒーか紅茶を、その日の気分でゆっくりいれて、
りんごやキウイなど果物を用意したら準備はできた。
これが私の定番の休日の朝食です。
時間に追われることなく、少しゆっくりと。
心をリフレッシュしてくれます。

大野七実さん プレート• 花器
二井内 覚さん 平皿
花岡 央さん GRICE ぐいのみ

そして、一日のうちで最も好きな時間はお茶の時間。
甘いものとほうじ茶、しょっぱいものにお煎茶、
お菓子に合わせて、紅茶やコーヒーをいれたり。

好きな音楽を聴きながら、好きな雑誌をひらいて、好きなうつわでいただくお茶の時間。
私にとって、このひとときがなくてはならないもの、幸せを感じる時。

大野七実さん カップ• 小皿
菅原博之さん フォーク(白漆)
津田清和さん 菊姫鉢
富井貴志さん 角皿
tassさん コースター

ひと仕事終えた時、一人でゆっくり過ごす時間も、
子供と一緒に今日は何食べようかと楽しいおやつの時間も、
日々のこの時間が気分を変えて、元気を与えてくれます。

近藤佳代

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スタッフが綴るブログがここ「花」の場です。
今日は、近藤佳代さんが初登場。
初めまして!の方も多いかと思いますので、簡単にご紹介を。

佳代ちゃんと呼ばせてもらっている近藤さんと出会ったのは、もう20年近くも前。
館内に「ギャラリーらふと」があったときのスタッフのひとりでした。
(当時は楽布陶と言ってましたっけ。
あの頃、針の森さんも一緒だった何ともゴージャスな!スタッフ構成でした)

その後、結婚されてしばらくは、浜町のヒナタノオトを手伝ってくれて、
出産、育児の間お休みをとって、昨秋から復帰!!してくれたのでした。

話す速度がアダージョで、何事も丁寧でスタッフ内の信頼も厚い佳代ちゃん。
特に「花」の寄稿を頼んではいなかったのですが、ヒナタノトを開けられない今、
皆さんに少しでも気持ちよさを届けられたら、、、
と自らこのようなメッセージと画像を寄せてくれました。

文章も、写真から伝わる佳代ちゃんの日常も、なんだかとってもまっとうで、
あたふた、あれこれ、すっとこどっこいな私には、憧れの光景が目に浮かびます。
そして、こういう時間を大切にする佳代ちゃんが
ヒナタノオトのスタッフでいてくれて本当にうれしいのです。

(佳代ちゃんからのタイトル「幸せな時間」だったのですが、
私が「アダージョ」に代えてしまいました。
音楽でゆっくりを意味するアダージョって、
元の意味のラテン語では、くつろぐ、平安、穏やかさ、、、という意味なんですって。
なんだか、佳代ちゃんのこの記事にぴったりだと思って)

Stay homeの愉しみのひとつが、食事やおやつ時間。
ヒナタノオトからお渡し出来た器などが、皆様の時間で役立っていることを願います。
そうそう、インスタで #ヒナタノオト とかで教えてくださったりしたら、
とってもうれしく励みになります。
うれしいこと、励みになること、循環させていけたらいいですよね。(稲垣)