スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

春の会話

2020.05.24

「ありがとう、きれいだね。」

今年はいつもより木や草花に感謝をした春でした。

日常が遠のいた今年の春
ザワザワとした人の暮らしとは関係なく
時期が来たら芽が出て、ぐんぐん伸び、花が咲いて散る。
植物たちの日常に私たちはいつもの春を感じることができました。

「こんにちは、きれいですね。」

stay home で散歩の機会が増えたからでしょうか。
stay home で植物のお世話が丁寧にできたからでしょうか。

散歩の途中で公園や玄関先の草花のお手入れをしている人に
話しかけることも増えました。
人恋しさもあったかもしれません。
ジャスミンの香りを楽しませてもらったり
ミモザの成長ぶりを感心したり、立葵に夏もすぐそこですね…と。

マスク越しでも笑顔が伝わる会話になります。

「ありがとう、きれいだね。」
「こんにちは、きれいですね。」

北海道で制作されている「繍~ぬいとり」羽田久美子さんの作品たち。
オンラインストア「ソラノノオト」でのご紹介がはじまりました。
思わず声をかけたくなる作品ばかり。

一本どりの糸で咲いた美しい草花には
この春、幾度と声をかけたように「ありがとう」を。

「繍~ぬいとり」さんの作品をお持ちのお客様に
お会いするとやはり声をかけてしまいます。
「きれいですね」そして可憐に咲いた花の話に。

東京の春を思い返したとき
「繍~ぬいとり」さんの作品につながりました。

北海道から春の便りが届いています。

ソラノノオトでまだ終わらぬ春をお楽しみくださいませ。

佐藤暁子