店主ブログ
日々の芽吹きの記録

花筵、始まりました

2020.07.12

花筵
はなむしろ、というタイトルは、津村里佳さんから。

花びらが散り零れ、地面に、水面に、筵のように花びらが揺らぐようす。

里佳さんは、ご自身の作品、そしてそれらに生けられた花々が、
展覧会の最中に、美しく会場内に在ることを願って名付けられたのでした。

初夏の美しい草花が里佳さんのガラスに映えて、まさに会場内に散りばめられています。

にわたずみ
雨が降った後に、突然出現する水たまりのこと。
揺らぎながら、留まるかたち。
これ、くるんとお花を入れると決まるのですが、
食卓では「お塩」にも!と。
なるほどー。おいしいお塩や抹茶塩や、薬味、スパイスにもいいですね。

にわたずみの吊り下げ花器。
ひもなどのパーツもすっきりと美しい里佳さんの作品群。

津村里佳さんの制作初期からの代表作、ドーム。
たくさん制作いただきましたので、初日を終えてもまだございます。
曲線のなんとも愛らしく美しく。

近年大人気のモビールもまだございます。
会場内で、空(くう)に揺らぐモビール、ぜひご覧ください。