店主ブログ
日々の芽吹きの記録

セロリの葉のスパゲッティー・アーリオ・エ・オーリオ

2020.01.16

料理本、久しぶりに買いました。

珍しい素材が手に入った時など、ネットでレシピを見つけるのは便利ですよね。
そんな月日が続いていました。

情報だけならネットで便利なことっていっぱいありますけれど、
久しぶりに美しい写真の料理本を見て、「これが作りたい!」と思ったのでした。

細川亜衣さんの「パスタの本」。
写真は、日置武晴さん。

「イタリア料理の本」も大好きな一冊。
ガツンと大胆な写真と、本質的なレシピの書かれ方。
この一皿が作りたい!とイマジネーションが刺激されます。

早速つくったのが、セロリの葉のスパゲッティー・アーリオ・エ・オーリオ。

知らなかったコツは、
「スパゲッティーをゆでるための湯を沸かす時に、水の中にセロリの軸やかたい葉を入れる」ということ。
湯にセロリの香りを移すのだそうです。
(皆さん、知っていたのかも!)

そして、アーリオ・エ・オーリオの基本を確認しつつ作ってみたのでした。
(つい火が強くなって、ニンニクを焦がしがちなので、慎重に)

作り始めると、火とのタイミングなので本を見られなくなるので、
あれれ、仕上がりがちょっと違ったのもご愛敬で。
パセリのみじん切りと、もうひとかけのニンニクオイルをかけるのを忘れて撮影してしまいました。
ちなみに、器は富井貴志さんの白漆のリム皿。

見た目は遠く及びませんでしたが、お味はなかなか、というかとってもお気に入りでした!
セロリの代わりに、イタリアンパセリ、クレソン、せり、春菊など香りのある葉物でもよいとのこと。
すべてやってみたい!という勢いです。

ちょっと厚め、重さもある料理本を開いたとき、なんとも豊かな気持ちでした。
心の余裕!!
一服のお茶の気分で、料理本を開くのもいいですね。

一度やってみて、もっとおいしくなるはず、と思った桃のパスタも。
桃のシーズンにはぜひ挑戦してみようと思ったのでした。