不安と混乱の一年がもうすぐ暮れていきます。
振り返ると、心配や不安、大切な人たちを思うこと、
さまざまな立場の人たちを思うだけで何もできることがないこと、
何ヶ月も何ヶ月もその繰り返しの一年でした。

そんな中、空には変わらない月日の巡りがあって、
森は芽吹き花を咲かせ、いろとりどりの秋を過ぎてここから静かな雪の季節に入ります。

心が不安に傾きそうなとき
空模様や森の景色は間違いなくわたしをすくいあげてくれた気がします。

状況やお立場が違って、感じたことはさまざまだと思うけれど、
この1年のたくさんの思いを束ねて今年の「クリスマスに工芸を灯して」にはswagの刺繍を。

願い
祈り
想い

かたちも香りもないものだけれど、触れたらわかるかもしれないと思っています。

1年の終わりがすこしでも穏やかでありますように

そんなことを思いながら
ひと針ごとすすめました。

心だけでも軽やかに、そう願っています。
繍 ぬいとり

繍 ぬいとり、羽田久美子さんからのメッセージ。
一本取りの繊細な刺繍にこめられた、この冬ならではの想いのこもったスワッグ。
届くのがとても楽しみですね。

繍 ぬいとりのHPはこちらです。
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