オンラインストア「ソラノノオト」では、
24日土曜日正午から、TETOTEさんによる母の日の贈り物にお薦めの作品を販売します。

藤武秀幸さんと美輪さんによる夫婦ユニットTETOTE。
主にアイデアは美輪さんが生み出し、それを形にするのが秀幸さん。
秀幸さんは、椅子張りの資格を有する技術者でもあり、ミシンの名手。
そして、美輪さんが刺繍を綴ります。

こうして作り出されたTETOTEの作品。
他に類をみない、独特な構造の形と、センスの光る刺繍が魅力です。

リクエストが最も多かった写真帖。
形が複雑なので、なかなか制作順番が巡ってこなかったような・・・。
今回、構造を一層強固にしてバージョンアップ。
久しぶりに制作いただきました。

開いて飾るもよし、閉じて持ち運ぶもよし。
お誕生、ご結婚、そしてお悔やみのときにもお選びいただいてきました。
母の日には、お子様、お孫様の写真、ペットの写真・・・とともにお渡ししてもよいですね。

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昨年新登場して、ご好評をいただいたカードケース。
Suicaやポイントカード、そして、好評だったのが病院の診察券入れとして。
手元に美しい手刺繍のものがあると、心がほっこりしていただけそうですね。

今回、私からのリクエストで動物の刺繍をしていただきました。
美輪さん、かわいい動物を描くのは気が乗らないとおっしゃるので、
ええ、もちろん！美輪さんの思い描くように、とお願いいたしました。

『動物の顔は可愛らしさよりどこか意地悪に見えたり、飄々とした雰囲気になるよう目玉を小さく、憎たらしいくらいの顔を意識しました。
リアルと抽象的なものの間になるような。そんなイメージで』

とは、作品とともに届いた美輪さんからのメッセージ。
かわいい！ではない分、いっそう愛おしさがあると思いませんか。

（そして、『あそぼうよ』 『いい子にしてるよ』 『こっちだよ』 『耳を澄ませば』 『かくれんぼ』・・・と図柄と絶妙なタイトルも楽しい！）

（もしかして、我が家の三毛猫を意識して作ってくださったかもです。
昨年の猫展でも、皆さん三毛猫は敬遠されるんですよね。
たしかに、制作たいへんかもしれません。
美輪さん、ありがとうございます<(_ _)>）

美輪さんからは、猫にまつわるメッセージもいただきました。

『今の家では動物は飼っていませんが秀幸は幼い頃「アトム」という猫を飼っていたそうです。
私の実家には白い猫がいます。
15年ほど前、甥っ子が水路に溺れた子猫を助けて連れ帰ってきました。
プルプル震えていたので名前は「プルー」に。
未だに人間に懐かず噛み癖のある狂暴な猫ですが、娘たちが巣立った後にやってきた初の息子（オス猫）を両親は可愛がり、ブクブク太って、それはそれは王様のように白くフワフワの毛をなびかせて歩いています。
耳の悪い母にとって良い話し相手にもなっているので今となっては来てくれて良かったなぁと。
会話の少なくなった夫婦の潤滑油のような存在で、偉そうにしていても何だか許せるプルーです。』

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TETOTEの隠れた？ヒット作品、椅子敷。
制作いただくと、いつも早々に完売となります。
シンプルですけれど、布、厚み、縫製が考え抜いて丁寧に作られていて、
刺繍の美しさがかたちに寄り添っているところが人気なのだと思います。

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今回、母の日の贈り物に際して、手鏡を復刻していただきました。
長いこと制作をお休みされていたのは、仕様に改善したいところがあったからと。
今回、工夫をこらして改善が叶い、愛らしい手鏡が届きました。

時は、コロナ禍。
外出先で手鏡でお化粧直しの機会も減りましたが、
この手鏡はアミュレット(お守り)的なものとしても好んでいただけるのでは。
と、美輪さんとお話ししました。

掌に載る愛らしい刺繍が施された鏡。
布張りも、もちろん美しく。
こういう小さきものを贈られたら喜んでくださる方を想い描いて。

美輪さんからは、鳥についてもメッセージもいただきました。

『我が家の前に大樹と水路があるので沢山の種類の鳥がやってきます。
春はうぐいすの鳴き声で目覚め、庭にはスズメ、メジロ、オナガ、シジュウカラなど。
水路にはカモや鷺、カワセミなどなどたくさんの来客がやってきます。
一昨年の夏にはコウノトリも来てビックリしました。
まだまだ名前の知らない鳥がたくさんで図鑑を片手に勉強中です』

自然に恵まれた環境の中で、自然の息吹きを感じながら、ひと針、ひと針。
出会い、観察し、本を開いて調べてみたり。
そうして、心に姿を宿して、針と糸を運び、これらの文様が綴られていくんですね。

TETOTEの手になる、心をこめた贈り物。
24日土曜日正午より、オンラインスト「ソラノノオト」で販売を開始いたします。
それまでは、comming soonとして、プレビュー公開しています。