スタッフブログ
ヒナタノオト日誌
週末のヒナタノオト
2021.05.15今週末は3つのご案内をさせていただきます。
Anima uni 個展
-しずかにうみのいろ-
ヒナタノオト(実店舗)
5/15(土)〜5/23(日)
会期中 月曜・木曜・金曜休み
さこうゆうこ 吹きガラス展
-花・食・水の器-
ソラノノオト(オンラインストア)
5/15(土)正午12:00〜
下地康子 染織展
-清ら風、清ら光-
ヒナタノオト(実店舗)
〜5/16(日)まで
13:00~17:00
Anima uniさんの個展。
ヒナタノオトでは2年ぶりとなります。
Anima uni、長野麻紀子さんには、
『今、制作したい!創造の世界をたっぷりと展開ください』
と、お願いしました。
素晴らしいラインナップをお一人の創作で展開されている長野麻紀子さん。
その中でも、特に今、心と手が躍る方へと進んでいただきました。
そのひとつが「金」の色合い。
ご自身で14金を調合してその色合いのグラデーションを展開くださいました。
金は身に着ける人に一番しっくりとなじむ色合いがあります。
白味から赤味まで。
繊細な金の色いろと、Anima uniの造形の響き合い。
ご自身に似合う金の色との出会いもお楽しみいただけたらと思います。
今一つのヴォリュームは「エルダーフラワー」。
奇しくもちょうど今が花盛り。
イギリスに4年、ファインアートを学ばれてきた長野さん。
エルダーフラワーは身近に親しんだ植物なのでしょう。
そして、自らも素敵なグリーンサム(Green thumb)。
庭を丹精するその指で、繊細な彫金を行います。
エルダーフラワーは、小さな小さな花弁の集合体。
その細やかな花々を、豊かな造形力で立体に仕上げていきます。
私が唸ってしまうのは、長野さんの「角度」。
どの作品も絶妙な角度に仕立てられているのですが、エルダーフラワーにもその豊かさが表れています。
リング、ピアスなどなど、ぜひ「角度」も意識してみていただけると、
一層 Anima uninの作品のすばらしさを感じていただけるように思います。
すばらしさ、なんて簡単に言ってしまいましたが、
『自然の造形美を、人の手でそれに近づいていくための祈り』のようなものが、長野さんの技術のすばらしさなのだと思っています。
そういった祈りの込められた手わざの高まりに、私たちは心震わせるのではないでしょうか。
今週末、同時開催の下地康子さんの染織にも、その祈りを深く感じています。
〇
今回、6月末の移転のために5月、6月の企画展を週末の土日の重なりに変更いたしました。
そのために、急遽、下地康子さんと長野麻紀子さんの個展が図らずも共存する二日間が誕生!したのです。
作家性の豊かさとそれを自らの手で表現するために高めた技術力が相俟って生み出される作品の数々。
大人の身と心にふさわしい作品展を同時にご覧いただける二日間となります。
硝子のさこうゆうこさんのオンライン販売は、15日土曜日正午から。
これからの季節に特に食卓やお部屋での時間を愉しませてくれる器の数々をご紹介しています。
フォルムの美しい硝子の器で、夏迎えいかがでしょう。
こちらもぜひご覧くださいませ。
小舟町の空色の扉。
ここでの週末もあと6回!
新たな店舗への設計あれこれへのはやる気持ちとともに、小舟町での10年をふと思い返してちょっとセンチになってしまうこともあります。
この空間、とっても好きだったなぁって。
このような時期ですので、ぜひにとも申せませんが、ごついでの折にでもお立ち寄りくださいませ。
空色の扉をあけて。
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