スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

触れて感じる美しさを

2021.06.14

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新店舗の工事は、着々と進んでいます。
なんだか、ぐんぐん進んで、不思議な感じです。
水面下でいろいろ迷い、悩み、考え、検討してきた日々がなつかしいような。。。

今回の移転をきっかけに一番考えて、結果考えが定まってよかったことがありました。
それは、実店舗、ギャラリー/ショップを開くことの意味をしっかり考えられたことでした。

コロナ禍ということもありますが、SNSの台頭などもふくめ、実店舗であることの意味ってあるのだろうか。
そんなことを考えさせられたこの数年でした。
作家にとっても、お客様にとっても、実店舗、ギャラリーって必要なのかということ。
考えさせられる局面が多々ありました。

私の志向としては、新しいことには慎重であっても、憶病にはならないように、という考えがあります。
Web関連のことも、新しもの好きではありませんが、良いなと思ったら、まずはやってみよう、と思っています。

ギャラリー、実店舗があることの意味については、今度ゆっくり考察を書きたいと思います。
ここ30年ほどの「歴史」も含め。

でも、今日はラベンダーのお話を。
(メルマガにも書きました)

ラベンダーの写真を見たら、きれいだなぁと思います。
でも、もし実際に、茎に、葉に、花に触れたなら、
その芳香から得られるものは、写真を見て感じるきれいさとは比べ物にならないと思います。

五感を通して感じる美しさ。
ラベンダーに触れ、その妙なる香りをかいだことのある人は、その記憶がベースとなって画像を見て一層美しく感じるのではないでしょうか。
実際に触れること。
それがあるか、なしかでは、私たちが紹介している作品に関してもまったく異なるのだと思っています。

そして、ラベンダーと違って、作家、作り手は、その触れた人の反応、感想から育てられてもいくんですね。
ものを創っていくための原動力であったり、養分であったり。
それを受け取る場として、ギャラリーやショップがあるのだと思います。

週末、在店くださった片田学さんの様子をみていて、しみじみそんなことも思いました。
この二日間に片田さんが感じたものごとは、こういう場がなければ得られなかったこと。
こうして、チャージされたよきものを胸に創られたものは、巡り巡って使う人に豊かに届くようになる。
そのようなことに役立つ場になりたい。
そう思いました。

浜町のスプラウトビルの新しい扉をあけて、さまざまな種類のラベンダーに触れるような想いでいらしていただけるように。
7月12日のオープンに向けて、準備を進めていきたいと思います。
準備はてんこ盛りですが!スタッフと力を合わせて、一部作家さんのお力もお借りして、がんばります!!
皆様、どうぞご期待ください!