ヒナタノオト
作品展に寄せて

オトナのナツヤスミ展に出品くださる8名(組)の作家の方々からのメッセージと作品をご紹介いたします。

今回ご紹介するのは、茨城県行方市で竹細工をおこなう㔟司恵美さんです。

Q1
恵美さんは、今展にはどのような作品をご出品くださいますか?

A1
大分の職人さんに教えてもらった茶碗かご。
昔は茨城ではどの家にもあっためかいと呼ばれるなんでも籠。
大分の作り方に茨城の職人さんから習った結びをつけた買い物かご。
私らしく大分と茨城の籠が並びます。

Q2
この夏、恵美さんのお気に入りの食べ物、または、飲み物はどんなものでしょうか?

A2
ミニトマトを植え過ぎまして、毎日どんどん赤く色づくので、食べる方が間に合っていません、、、
小ぶりなざるにですが、毎日山ほど採れます。
仕事の合間に外に出てはふらふら寄って行き、おやつがわりにつんで食べたりもしているのですが、手を伸ばした先に、青虫のおっきなのを見つけて一瞬ギョッとしたり、楽しいです。共存です。

あれこれ種類も違うものを植えたのですが、それぞれの中でも一個一個味がぜんぜん違うのが面白いです。
たまーに、見た目は普通だけど、食べたら変な味がするものもあって。
竹みたいだなぁと思っています。

Q3
来年、コロナ禍が収束したら、恵美さんはどんな夏休みを過ごしたいですか?

A3
どこかに行きたい!
ここではない、どこかへ。

夏、海の中、キラキラ、シュノーケリング、やりたいです。
とりあえず、潜りたいです。

潜って下から見上げた時のキラキラ感、魚たちとの出会い、それです。
あぁ、魚に会いたいのかもしれません。

あとは、旅の醍醐味。
昼からビール飲みたいです。
昼寝したいです。
沖縄に、行きたいです。

昨年9月に自由学園明日館で展示いただいて、やがて1年になりますね。
コロナ禍は未だ収まらず、悶々とする日々が続きますが、爽やかな青竹の清涼なちからをもらって、気持ちをしゃんとしていけたらと思います。