スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

キレイなものミタイ

2021.09.17

昨日取材に伺ったある作り手の方からこぼれた切なる言葉。

「キレイなものミタイ」

コロナ禍の中、工房に籠る日々、草花などの自然の美しいものには触れているけれど、
人の創り出した美しいものに触れたい。

そんな渇望が「キレイなものミタイ」という一言に凝縮していました。
そうですよね。
自然の、天地の、生み出す美のすばらしさはもちろん格別ですけれど、
人が生み出す美というのば、また別の心に訴えてくるもの。

土曜日から始まる吉田史さんの彫金の展覧会。
今日、セッティングを史さん中心に行いましたが、
「キレイなものミレタ」
と、しみじみ。

「galleri vindue」の空間に、吉田史さんの作品世界が凛と展示がなされました。

童話、絵本を夢中になって読んでいたという少女が長じて金工作家となり、
その物語から得たインスピレーションを泉として夢中に装身具を制作しています。
本の形を模した台の上で見る作品のコーナー。

こちらは展示会ならではの、刻印などオーダー承りのデスクまわり。

今年も展示会限定の草花を選んで束ねるオリジナルブーケのブローチとペンダント。

広やかな空間を贅沢に構成してご覧いただきます。

吉田史さんは土日在店いたします。

「キレイなものミタイ」
気持ち、きっと満たしていただけることと思います。