店主ブログ
日々の芽吹きの記録

婦人之友掲載記事

2021.11.08

婦人之友12月号が発売になりました。

不定期連載させていただいている「つくり手のモノサシ」。
今回は、滋賀県の川端健夫さんと美愛さんご夫妻を取材させていただきました。

木工の健夫さんとパテシェールの美愛さん。
私は出会って14年になりますが(当時1歳だったいつきくんが、今度高校生に!)
立ち上げまでのすばらしいストーリーにとどまらず、
その後のさざまざな葛藤を経て、今まさにお仕事が円熟期に入っていく長いスパンでお話を伺うことができました。

そう、仕事って、立ち上げの時のストーリーってざまざまに素敵で、エンジンもかけたばかりなので、パワーもあるんですよね。
でも、ほんとうの実りの姿は、日々継続していく中からでしか生まれない。
ある意味平凡な日々の中で、どのように精進していくか。
そんな地味な時間にあるまさに滋味深い実践をお伝え出来たら、、と思っています。

と、いいつつ、美愛さんの行動力、まったく地味ではなくって、パワフルすぎ・・・。
フランスのミッシェル・ブラス、クリスティーヌ・フェルベール、アラン・デュカス、
アメリカではアリス・ウオータースといった一流のシェフたちにコンタクトを取って、
その厨房に入れてもらうという行動力にはびっくりでした。

取材はなんと、日帰り!
いつもなら、京都辺りに泊まって、作家さんの工房などをお訪ねするところですが、
コロナ禍ということで、マンマミーアさんのみの訪問。

ちょうど、栗のシーズンで、栗のお菓子がいろいろ。
美愛さんがこうして、ひたすら手仕事で丹精されていたのでした。

11月19、20、21日の金土日は、自由学園明日館で、
23、24、25日の火水木は、ヒナタノオトでおふたりの展を。
健夫さんの木工作品いろいろと、美愛さんのコンフィチュールと、毎日限定6から8程度の洋菓子ボックスを展示販売します。
11月のしっとりとした明日館も美しいですよ。

ちなみに、自由学園明日館の在店予定は
19日金曜日 美愛さん+稲垣・宇佐美・中川
20日土曜日 健夫さん+宇佐美・中川・瀬上
21日日曜日 稲垣・宇佐美

です。
20日土曜日は、ヒナタノオトは、松本郁美さんの初日で、郁美さんと共に稲垣・本間・近藤。
21日日曜日は、郁美さん+本間・中川・瀬上がヒナタノオトです。

来週末の予定ですが、婦人之友発売になりましたので、お知らせします。

今週末は、谷田貝陵子さんの革の受注会が土曜日から始まり、
大桃さん、ヤオイタさんの展示も日曜日まで継続中。
さこうさんの水耕栽培ポットと球根もありますので、こちらもぜひお出かけください。

この2ショットは、掲載誌では使わなかった別ショット。
なんだか、ナチュラルな表情がおふたりらしくって素敵ですね。