スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

菜野花テーブル

2022.04.20

和の心地よい確かさに洋の雰囲気をまとう古谷朱里さんの器。
ピッチャー、マグカップ、カップ、皿、向付、小鉢などを。

ライトブルー、グリーン、レモンイエロー、ホワイト、レッド、粉引、ソーダ、
ツートンカラーなど釉薬の色合いも新鮮な色彩をさまざまに。
春の爽やかな食卓にも添う日々の器を新鮮に制作いただきました。

古谷朱里さんのマグカップは、7分目ほどに余裕をもって注いでも、
小ぶりなものでも180ccほど、たっぷりなものは250ccの容量があります。
ピッチャーは小さいものは380ccと、650ccのものを。
お好みやシーンにあわせて、お一人お一人の手と心に添うものを選ぶ愉しみのある器です。

季節の菓子を添えてみました。

中心に少しくぼみのある『ふちぞり皿』
新作のソーダ釉が施されたシリーズです。
窯変の美しい表情が趣豊かに浮かびます。

慌ただしい朝の一杯のコーヒーも、古谷さんのマグカップが手のひらや指のかたちに心地よく添い心和みます。
二年ほど前からコーヒーをいただいているマグカップもだんだんと広がる貫入が景色となって表れて飲み終わった後も嬉しいひと時に。
古谷朱里さんのどの器からも、焼きものって、いいな。
としみじみと感じられます。

愛用させていただいているピッチャー。
おいしいお水をたっぷりと、初夏にはミントやレモンを入れていただきます。

時を経たヨーロッパの田舎の風景が醸し出され季節の草花の愉しみとしても。

先週末までご覧いただいておりました -日々の鮮やか-展。
菊田佳代さん、古谷朱里さん、水村真由子さんの一部作品は、
ひきつづき、ヒナタノオト店頭とオンラインストア ソラノノオトにてご覧いただけます。

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「日々の中に花開く手しごとの実り」
ぜひお愉しみくださいませ。

中川碧沙