スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

週末のヒナタノオト

2022.05.06

・am(帆布バッグ)/ すずきみき(服) ミシンの調べ
 ~5/15(日)(会期延長となりました)
作家在店日 5/8(日)すずきみきさん

・celeste 稲垣哲 革靴
 5/8(日) 作家在店します。

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ゴールデンウィークもこの週末二日間を残すのみとなりました。
皆様、楽しい時間を過ごされましたでしょうか。

ヒナタノオトは通常運営の月・金休みでしたが、初めてお訪ねくださる方も多く、新鮮な日々を送らせていただいています。

新鮮、といえば、amの鈴木厚司さんと服のすずきみきさんの展示。
ヒナタノオトでは初めてのご紹介で、私たちも新鮮な出会いをいただいています。

そもそも、おふたりともどちらかといえば控えめなというか、所謂グイグイ?迫ってくる方たちではないので、こんなにゆっくり制作のことについてお話を伺ったことがなかったのです。
そして、ちっとも大声で言わないけれど、誠実で丁寧なお仕事ぶりを目の当たりにして、スタッフみんながお二人の作品を、そしてそのお人柄を大好きになってしまいました。

作り手のことを好きになれる、信頼できるって、この仕事の原点なんですよね。
そういう作家の方々に恵まれて日々運営できているわけですが、新たにまた、そういう作り手と出会えると、ほんとうにうれしい。

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とはいえ、私自身は、月曜日から金曜日までは、家族のことで千葉の南と北を行ったり来たり。
ちょっとタイヘンなこともあったのですが、気持を切り替えるには、料理がとってもよかったです。
食べっぷりのよいゲストも来てくれたりで、初めてのレシピも挑戦したり。
何しろ、器使いたい放題(我が家のですが(笑))
気分、とっても晴れ晴れ、上がりましたー。
やっぱり、器っていいなぁ~

初めてレシピは、お肉料理や、金目鯛のアクアパッツァなど。
そして、よくつくるのは、かつおの夏ミカン締め。
地元の酸っぱめの夏ミカンをレモン代わりの酢として使います。
オリーブオイル、ニンニク、ショウガ、シソ、みょうが、などなど薬味もたっぷり。

3食、これでもかーとあれこれ作って、毎回完食してもらい!料理のクリエイティブ脳が活性化して、仕事の企画脳も刺激されました(笑)
この期間、いろいろ想い描いたことを、来週からスタッフにも話して形にしていこうと思います。
今年も後半に向けて始動ですね。

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「おばあちゃんの食器棚」
5月12日発売号は、「漆のご飯茶碗」のお話しです。
ちょうどこの文章を書いている最中に、漆の平井夫妻と伊勢丹で日々ご一緒できて、その会話から恵まれたストーリーも加わりました。
とても得難いタイミングで、何か目に見えないものに「書かされている」ような幸せを感じた原稿となりました。

そして、この1週間の間に、6月発売号の原稿を仕上げていました。
こちらは「こぎん刺しのティーコゼ」のお話し。
書き始める時、書きたいことがもちろんあるわけですが、書きながら、書きだす前には思っていなかった文章が出てくるのが、ものを書くときの喜びです。
こうして出来上がったものは、自分のものであっても、自分を超えたようなもののような気がします。

さて、その次は何を・・・。
木のサラダボウルか、銅の茶さじか、陶磁器のお皿か・・・。

私は日曜日、ヒナタノオトに。
そんなこんなで、今週はどこでも写真が撮れず、きゅうーきゅうーでアップダウン激しい週間でしたが、日曜日にいろいろ整え、今後のご案内をさせてください。
では、この週末、浜町界隈お散歩とともに、ぜひお立ち寄りくださいませ。