スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

厚くて深い

2022.08.31

片田学さんの器の魅力、これからきっともっとファンが増えますね。
まだ知る人ぞ知る、という感じです。

今やなかなか入手しにくくなった人気作家の方々も、もちろん最初からそうだったわけではなく。
じわじわ使い手の心をつかんで、制作が進化していきました。

今回、あらためて個展という形で作品を見せていただくと、
深さのある器に片田さんならではの魅力が現れていると感じました。
厚みと深さの独特な存在感。

片田さんはもっと洗練された方がよいのかな?
とふと呟いていましたが、佳き洗練の方向はよいとしても、
この素朴ながら素朴だけではないバランスが、なんとも食卓で光を放つように思いました。

土日を終えて、我慢できずに購入した器。
(基本的に私たちは展覧会終了後に購入していますので、ちょっとハンソク!すみません<(_ _)>)

レンコンの白さと質感が映えるかな、と定番お惣菜を盛ってみましたが、やっぱりよかった!です。
厚みと深さがおいしさを引き立ててくれるような。
でも、やぼったくはなく。

こちらは、今朝のトスドサラダ。
いろいろレタスと梨と無花果とバナナのフルーツサラダ。

サラダボウルはいくつかあって、このボウル(昨年購入)は、ジャガイモを茹でて盛るのが定番。
自家製ソースやハーブをぱらりと。

ちらし寿司を盛った時も新鮮でした。
和風になりすぎずに。

丸いもの、角のもの。
大きなもの、小さなもの。
木の表情、黒い漆、白い漆。

厚くて深い器だけでも多種多彩。

そして、厚くもなく深くもない!器もいろいろ。
実際にご覧いただき、触れていただきたいなぁーと願う木の器です。

スタッフが動画をインスタにも上げていますので、少し質感、伝わるでしょうか。
→ click

片田学さん、最終日9月4日日曜日にも在店くださいます。(最終日16時まで)
この日、14時~稲垣が片田さんに、個々の作品についてお尋ねする、ギャラリートークをゆるーーく行ってみたいと思います。
作品について具体的にお話を伺える機会にできたらと思います。
ご来廊をお待ちしています。

9月3日からは、手前の空間では、大濱由惠さんの革小物ミニ受注会も同時開催です。
クリスマスの贈り物や、年内お納めの小ぶりの新作バッグなど、
こちらも合わせてご覧ください。

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おまけのおはなし

初日、陶芸作家の方が来られて、ゆっくりと展示をご覧くださいました。
選ばれたのは、大きなふたもの。
最初はお料理などを詰めて楽しんでみて、いずれ工房でヘラなどのお道具箱にしようかな、と。

片田さんの工房でもそのように使われていました。
大切な道具入れにも、片田さんの木の器、おすすめです。