スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

余韻に包まれて

2020.02.17

昨日をもちまして、「ハマスホイの時間」展を終えました。
会期を終え、ヒナタノオトは穏やかな静けさに包まれています。

今展、稲垣早苗がデンマークに渡航した際に収集してきたハマスホイの画集や図録、関連する本を自由に読んでいただきました。
器の部屋と呼ばれる奥のスペースでは、お客様それぞれにハマスホイを巡る時間が重ねられたようです。

「東京都美術館のハマスホイ展を見た帰りなんです」と、立ち寄ってくださる方や、
「ハマスホイ展から調べてこちらのお店を知ったのです」と話してくださる方など、いつもとは違う会話がうまれました。

作品を丁寧に見て、時には触れ、出展作家作と会話をしながら過ごしていただき、ポスターや画集とともに作品の中に入りこむことのできる空間を皆さんが楽しんでくださいました。

作品は、一部引き続きご案内をさせていただきます。

ハマスホイとデンマーク絵画、東京都美術館での開催は3/26(木)まで。

次の巡回先は、山口県立美術館になります。

デンマーク絵画に触れ、目の前に佇む絵画や調度品に会えたこと、私も心の中の火が穏やかに灯されるような感じです。

上質の調度品、古きものを大切に、日々の生活を豊かに過ごす問いかけを受け取らせてもらいました。

ヒナタノオト、次回の展示会は2/22(土)〜3/1(日)「灯し、照らす4人の仕事」、
この美しい空気に包まれながらご案内させていただきたいと思います。

 

いながきみち