スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

母の日にも

2023.04.28

am鈴木厚司さんの帆布バッグとすずきみきさんの洋服の展覧会、「ミシンの調べ」が始まりました。
昨年に続き2回目となる二人展です。
それぞれの個性を生かした作品が、ヒナタノオトの空間に新鮮な空気を運んでくれています。

常設でもご紹介をしているamさんの帆布バッグは、今まで定番として制作されていた3色に加え、「白」と「レンガ」の2色が新たに加わりました。
どちらも明るい日差しが似合いそうな色。
選ぶ楽しさがさらに広がりました。
タンニン染めの帆布は、経年変化を楽しんでいただけます。

軽くて使いやすい、とファンの多いamさんのバッグ。
週末には、すでにいくつかお使いいただいているお客様が、また別の形を、と選びに来てくださいましたが、それも納得です。

美しい形を目にして手に取る方が多い「テサゲ」は籠編みのバッグから着想を得たとか。
今回は、ひとまわり小さなサイズの「テサゲミニ」も登場しています。
お弁当と飲み物を入れてサブバッグとして、お財布や携帯電話など必要なものを入れて、軽やかなお出かけに、なにかと活躍してくれそう。
おいしいものをちょっとずつ詰め込んで、バッグごと母の日のプレゼントにも。

そして、am 鈴木厚司さんが在店くださる今週末に限り、革の持ち手の色をご希望色にカスタマイズすることもお受けいたします。

着心地のよさと、ディテールの遊び心が楽しいすずきみきさんの服。
ステッチや別布で加えられた装飾がアクセントとなり、一着一着に表情を加えています。

DMの写真にもなっている裾がバルーンになっているトップスやスカート。
たっぷりのギャザーは贅沢な布使いで、立体感と動きのあるシルエットが楽しい。

後ろギャザーパンツは前から見るとすっきりしたラインですが、
後ろ側にはギャザーがあり、かわいらしい印象。
身長や体形を選ばず、いろいろな方に似合う形です。

制作を始めたころから作っていたというサルエルパンツは着心地がよく、みきさん自身も「はき倒している」とか。

みきさんと厚司さん、それぞれが奏でる「ミシンの調べ」。
ピアノを弾く右手と左手が、美しいハーモニーを奏でるように、それぞれのミシンが生み出す作品が響き合う展覧会です。

今週末、29日、30日の土日、お二人ともに在店くださいます。
日本橋浜町、清澄白河界隈散歩と合わせ、ぜひお出かけくださいませ。

文 : 瀬上尚子
写真: 中川碧沙