スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

糸花生活研究所さんから(銀座三越展)

2023.09.25

Q1
木工の藤原洋人さんと染織と彫り絵の制作をする藤原真子さんの「糸花生活研究所」。
今展には、どのような作品をご出品くださいますか?

A1
私たちの仕事の軸にある木製手芸道具の中から、曲木の道具箱、糸立て、メジャーを、
手芸道具から生まれる装身具として、針入れのペンダント、糸巻き型のブローチをお持ちします。
日々の針仕事の時間が幸せなものになることを願って制作している作品たちです。

そして、木に焼き絵を施して作っている食器の中から、様々なサイズの木のボウル、プレート、
食器から生まれる置物として、焼き絵と彩色を施した小さな絵皿をお持ちします。
こちらは2年前、コロナ渦の中初出店させていただいた「工房からの風」をきっかけに発表を始め、
じっくり大切に育てていきたいと願っている作品たちです。

今回は、秋の始まりの展示ということで、秋の実りを描いたものも出品いたします。

なんて愛らしい木の道具たち。

そして、これからのシーズン、木のスープボウルはとてもおすすめです。
稲垣も昨年冬に手に入れて以来、すっかり使い心地とその表情に魅せられて、日々愛用しています。

Q2
藤原さんたちの銀座の想い出がありましたら、教えてください。

A2
今展の会期中に9歳になる娘が、まだ幼い頃、ある大切な日に、銀座ウエスト本店にて、家族3人でティータイムを過ごしたことがありました。
まだ小さい子供と一緒にティールームで過ごすことは、その頃の私たちにはとても勇気が入りました。
けれど、店内は時を重ねた空間ならではの落ち着いた時間が流れていて、ベーシックなお菓子の美しさと誠実なお味に癒されたのです。
スタッフの方々や隣の席の方も子供にお優しく、日常の慌ただしさを忘れてしまうような穏やかで幸せなひと時を過ごせたことが思い出に残っています。

それ以来伺えていなくて、今2歳のわんぱく息子とはちょっと入れなそうなのですが、、、
またいつか娘と一緒に、ゆっくり過ごす時間を持てたらいいなと思っています。


素敵なお話ですね。
会期中のお誕生日記念に、訪ねられてみてはどうでしょう??

糸花生活研究所さんの在店予定は
9月30日(土)午前10時から午後2時
10月1日(日)午前10時から午後2時
10月3日(火)午後5時から午後6時
です。

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