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ヒナタノオト日誌

2/12(月・振休)尚友の書斎in日本橋浜町

2024.02.04

2/12(月・振休)は、定休日ですが、12時~16時に臨時営業をいたします。
常設展示販売の他、夫、稲垣尚友の新刊出版記念の会と、長男の稲垣哲の靴の展示販売及び受注会を行います。
変則的な営業となりますが、どなた様もご来店をお待ちいたしております。

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尚友の書斎 in 日本橋浜町

新刊出版を機に、皆さんとお会い出来たらうれしく思います。
とはいえ、当方闘病中ゆえ、頻繁な上京や自宅への招待もままなりません。
そこで、半日、一か所に腰を据えて、皆さんのお越しをお待ちすることといたしました。

場所は、つれあいの早苗が営む日本橋浜町の工芸ギャラリー「ヒナタノオト」。
最寄り駅は、水天宮前、浜町、人形町とアクセスも良い場所です。
ギャラリー空間を使って、全著作や島や竹にまつわる書物を展示します。

稲垣尚友

2月12日(月・振休)
12時~16時

東京都中央区日本橋浜町3-16-7 スプラウトビル1階
https://musubuniwa.jp/  検索「ヒナタノオト」
03-5649-8048
最寄り駅
半蔵門線「水天宮前」駅 徒歩6分 (ロイヤルパークホテル方面)
新宿線 「浜町」駅   徒歩8分 (明治座方面)
日比谷線「人形町」駅  徒歩11分 (甘酒横丁→水天宮方面)
浅草線 「人形町」駅  徒歩13分 (甘酒横丁→水天宮方面)

 

このサイトでも掲載中の「トカラ諸島 平島語大辞典 抄」が、一冊の本になりました。

『平島大事典』は収録項目760余、576頁の大冊。
どのページを開いても、風通しの良い文章に誘われてそこからしばらく読み続けてしまいます。
「コトバ」を通じて平島の暮らしの断片が光を放ち、その光を読者は分かち持つことになる――
「はじめに」の表現を借りると、読者の胸に「島」が浮上します。

こちらは、神田神保町の東京堂書店さんのX(旧Twitter)からの言葉。
東京堂書店さんでは、現在路面の棚で特設コーナー展示もしてくださっています。
(3月2日までの予定です)

〈驚異の事典〉
弦書房さんのフライヤーを見た時、吹きました(笑)
まさに驚異!

島と出会い、いっときは住まい、離れてからも行き来をし、日々思考の柱に島を置くひと。
何気ない会話もすべて結語は島につながるので、家族としてはなかなかに苦笑な場面も多いのですが・・。

半世紀以上、更新し続けた760項目以上の言葉が、まとめられた1冊は、そばで見ていても「驚異」です。


東シナ海に浮かぶ3平方キロメートルの島について深掘りされた言葉。
尚友ならではの「風通しの良い」文章なので、事典というよりも読み物のようにすらすらと読めてしまいます。
そこから立ち上がってくるのは、歴史、文化、営み、ひとへの普遍的なおかしみやかなしみも。

読みやすいことの大きな理由のひとつには、装丁の爽やかさもあります。
担ってくださったのは、鹿児島在住の橋口博幸さん。
40歳以上も若い尚友の友人が、瑞々しく整えてくださいました。

そもそも、絵描きでもない尚友を乗せて、こんなにイラストを描かせたのが橋口さん。
素人の、しかし絵の意味を最も理解している本人ならではのイラストなので、独特の味わい?があるのかもしれません。
まさか、その絵が神保町の大きな書店にパネルが展示されることになろうとは・・・。

↑こちらは、尚友の書斎の一画。
自著のコーナー。
これらもこの日、会場にお持ちします。

「平島大事典」
出版日は2月10日です。
現在、アマゾン等でも予約受付中。
(当日、ヒナタノオトでも販売いたします)

そして、2月12日月曜日は、ヒナタノオト定休日ですが、世の中的には振り替え休日。
現在、尚友は頻繁に都内に出られないので、千載一遇!のチャンスと思い、
12日に「尚友の書斎 in 日本橋浜町」を行うことにしたのでした。

尚友に関心のある方、友人知人の方々はもちろん、
尚友に関係なく、哲の靴のお客様、ヒナタノオトの常設展示を御覧になりたいお客様。
どなた様も12時~16時、ご入店をお待ちしております。

風通しよく!気持ちのよい臨時営業日にしたいと思います。