スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

Winter song を聴きながら

2020.12.16

まだ仄暗い冬の朝
薄く吐く息は白く
寒さで結晶化したような空気の層が、頬に引き寄せられるように集まってくる。
イヤホンから流れるWinter songを聴きながら、
遠くで奏でられるジングルベルを想い、心懐かしさが満ちてきます。
静かな街。
2020年を足早にすぎようとするカレンダーの12月も中旬です。

ヒナタノオトと、ヒナタノオトのオンラインストア ソラノノオト では「クリスマスに工芸を灯して」を開催しております。
この一年のご自分へのご褒美に、大切な方への贈り物に。
ヒナタノオトにご来店くださるお客様と、ご遠方のお客様など、ソラノノオトもご覧いただきましてありがとうございます。
追作もいただいておりますので、合わせてご紹介をさせていただきます。

大野七実さん
デザートコンポート
フルーツやケーキなどのデザートは、もちろん。
縁に描かれたリースと鈴木有紀子さんのろうそくをあわせてクリスマスのしつらえにも。

大野八生さんとのご姉妹コラボ作品も。もみの木やろうそくの陶器の立体などを。

stained glass Ginga 武田奈未さん
ご好評につきお選びいただいておりました、「光の教会」を数点出品いただきました。
木の実やオブジェを入れて飾ったり、写真はLEDのティーライトキャンドルを。

昭和のノスタルジックな硝子は、武田さんの手になる新たな作品へと。

縫〜ぬいとり 羽田久美子さん
スカートと、こちらのろうそくの刺繍のバッグを追作いただきました。
一本どりの繊細な刺繍は、儚く淡いゆらぎのろうそく文様に。
おサイズは、25cm×25cmほどでマチはなくすっきりと、ご近所へのお買い物やお散歩のお供などにも。

眼鏡ケース、贈り物にもお薦めいたします。

吉田史さんより、クリスマスシーズンならではのろうそくのブローチを。
ローズクオーツを灯ったバラ色の炎にみたて、時間がつくるろうそくの造形を装身具にこめて。

宮沢賢治の物語『セロ弾きのゴーシュ』より。
ゴーシュの所属する金星音楽団の紀章をイメージした楽団員のネックレスとピンブローチもございます。
クリスマスの夜、物語の扉を開く静かな時間も素敵ですね。

イヤーカフもさまざまにご覧いただけます。
マスクを気にせずにお顔まわりを華やかに。
写真のクローバーと、シルバーのすずらんのほかに、すずらんの象牙、すずらんの純銀、たんぽぽのイヤーカフがございます。

菊田佳代さん
クリスマスツリーにはもちろん、窓辺や壁にガラス絵のオーナメントを飾ってお楽しみいただけます。
冬の光を湛えて氷のようなガラスのゆらぎも美しいオーナメント。
物語のあるガラス絵の世界も新鮮な印象に。

ご好評につきお選びいただいておりました、青い釉薬の陶器のオーナメントを追作いただきました。
萩原朋子さんならではの鳥や猫も、もみの木などと共にクリスマスのレリーフに。

手描きの一点物の絵画に、自作の陶額を合わせて。
手のひらほどの大きさの作品です。
ご自宅に飾ったり、絵がお好きな方への贈り物にもお薦めいたします。

曽田伸子さんの、真鍮による青の濃淡の美しいガラスのお皿。
ケーキや焼き菓子などのお取り皿にも、クリスマスの食卓にガラスならではの透明感と華やかさを添えて。

今野恵さん
そよ風のような柔らかさを感じて名づけられた「Tuuli」(風)の新作の布フェルトのショール。

羊毛100%の小物入れを追作いただきました。
ころんと丸く両手で包みこむほどの大きさのなんとも愛らしいフォルムです。

糸の香 金政香さん
時を重ね制作される細やかな手刺繍の作品、追作いただきました、がま口2種と、クロスのミニマットを3点を。

手仕事がお好きな方への贈り物にもおすすめの、「アジュール刺繍」のピンクッションと「白糸刺繍の」ミニマットのキット。
お家で過ごす冬の針仕事、ゆっくりじっくりと手仕事の時間をお楽しみいただけますように。

もくのすけさん
挽き物で積み木のツリー。
クリスマスシーズンをすぎてもオブジェとして、通年をとおしてインテリアにも心地よく馴染みます。
組み合わせや積み方はさまざまに。木の手触りも心地よく、お子様ともご一緒にお楽しみいただけます。

さこうゆうこさんからは、春を仕込む透明な吹きガラスの水耕栽培ポットを。
ヒヤシンスとムスカリの水耕栽培ポットは、フラワーベースとしても美しいフォルムのポットです。

写真は、昨年の仕込みのヒナタノオトの春の光の窓辺から。
春待つよろこびをぜひに。

ヒナタノオトの奥の器の部屋では『梅田かん子・et craft -年迎えの愉しみ』をご覧いただいております。
どちらも12月24日 木曜日の16:00までの会期でございます。
お越しの折は、『クリスマスに工芸を灯して』と合わせてぜひご覧くださいませ。

中川碧沙