スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

わが家の家財布

2021.02.19

日差しが一層眩しく感じられます。
青く澄んだ空の先に見える明るい希望に向かって進んでいきたいです。

現在ヒナタノオトで開かれているOhama 大濱由惠さんの受注会では、春の色、空の色、ベーシックな色など様々に、多数のバッグや革小物を実際に触れてみることができます。
好きな色や身につけていると元気をもらえる色、お洋服などのコーディネートに合わせた好みの形、大濱さんとご相談しながら自分だけのバッグや革小物を制作していただける特別な機会。
数ヶ月先にお手元に届く頃には、今より晴れやかな気持ちでお出かけできることを想像しながら、この機会をお楽しみいただけましたら幸いです。

わが家の家財布をOhamaさんのファスナー付長財布に替えてから7年ほどが経ちます。
展覧会で拝見して、革の美しさと使い勝手を考えられた細やかで丁寧な仕上がり、カードや小銭がたくさん入り一目で見渡せる収納力にも心を惹かれました。
長く使うことで革が育っていく変化を楽しめるようなシンプルなデザインも魅力です。
気になっていたお手入れも、オイルを染み込ませているので、最初の数年は特別なお手入れは必要なく手で撫でてあげる程度で大丈夫ですよと大濱さんから伺いました。
毎日手に触れるので、いつのまにか良い艶が出てきたように感じています。

昨年の受注会では、IDカードホルダーを本体の革とひもの部分を2色使いに、ステッチはポイントになるよう色を変えていただきました。
革の種類からステッチやファスナーの色、ポケットや引き手の色まで細かく希望を聞いて下さって、使う用途に見合う素材やお薦めの色の組み合わせをご提案して下さったり、一緒にお話しながら迷いながら決めていく過程も楽しい時間です。
電車に乗る日はパスケースとして首にかけて颯爽と、色の対比が楽しく、歩く気分も弾みます。

お気に入りのバッグや革小物を見つけに、大濱さんとの貴重な機会をお楽しみいただけましたら幸いです。

近藤佳代