スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

初日ありがとうございました

2021.03.10

伊勢丹新宿店での催事、お陰様で初日を無事あけることができました。
ご来店くださいました皆様、
ご出品くださいました作家の方々、
お心にかけてくださいました皆様、
ありがとうございました。

このような中での開催で、作家の方々も私たちも、いつもとは違う心持ちで迎えた初日でしたが、
ご来店くださったお客様の笑顔にほんとうに恵まれて、終日感謝の想いでいっぱいでした。

作家の方々の作品を心から堪能くださっている方が多いのを目の当たりにして、どれだけ励まされたことでしょう。
会場内で、何人もの方から「開いてくれてありがとう」というお言葉をかけていただき、その都度恐縮しておりました。

搬入時から、、、私自身、うれしくってしかたありませんでした。
ああ、ほんとうに私はここにある作品が好きなんだなぁとしみじみ。
いや、しみじみ、、というより、テンション上がって、搬入から初日立ちっぱなしでしたけれど、まったく疲れず。
(筋トレの成果もあったかもです(笑))

在店くださった作家の方にもお礼を申し上げます。
皆さんも久しぶりのお客様、作家の方同志との豊かな会話に、とってもよい表情をなさっていましたね。
その様子を見ることができて、私たちスタッフ一同、ほんとうに幸せでした。

6回目となった伊勢丹での3月のこの催事。
コロナ禍の中ですから例年と比べると、フリーのご来店のお客様は少なく、新宿という土地柄ですが外国人の方もほとんどいらっしゃいません。
「比較」をすれば、残念に思う点もあるかもしれませんが、そんなことは意味がないって思っています。
こうして、開催が叶って、それを喜んでくださっている方々がいる。
この営み自体が、ものを作ることにまつわる幸せな営みの継続、循環の一端にでもなれているかもしれない。
そう、実感できたことが、初日のご褒美だったような気がします。

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11日は東日本大震災から10年目の日になりますね。
今も影響を強いられている方々が、まだたくさんいらっしゃる。
そのことをあらためて思い、そのことにまつわることに思いを巡らすことをしよう。
ふたをしないで。
そんなことを思います。

そして、その上で、今自分がすべきことを。
今を生きていることをじゅうぶんに感謝して。
こうして、展覧会を行えていること自体を感謝して。

そんなことを思いながら、11日の日を送りたいと思います。
どう書いても口幅ったいようですが、節目の日なのであえて言葉に残しました。
長い文をお読みくださり、ありがとうございました。

今日からあと13日。
作家の方々と伊勢丹の方々、そして応援してくださる方々とともに、よい時間を創っていきたいとあらためて思います。