スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

花園スカート

2021.03.30

繍~ぬいとりの羽田久美子さん。
札幌の地で、ちくちく、一本取りの糸で刺繍を布に綴って制作を続けていらっしゃいます。

今回、スカートばかりをご制作いただきました。
いつも展示の際には、1から3点ほどご出品いただき、すぐにお選びいただいてきました。
私やスタッフもゆっくり拝見する間もなく、ぴったりの方のもとへ。
なので、今回はスカートという小宇宙にどんな糸でどんな植物が描かれるのか、じっくり拝見できると、楽しみでなりませんでした。

到着しましたのは、冬の札幌でちくちくちく制作いただいた・・・12点!
ぬいとりさん、ありがとうございます<(_ _)>

伊勢丹でも早速お選びいただき、現在あと5点となりました。
最も花数が多いスカートがこちら。


(同種の白はお選びいただき、販売分はございません)

お花の名前を教えていただきました。

ルピナス

花かんざし

水仙

カモミール

ナルコユリ

ミモザ

スズラン

母子草

あざみ

ヒオウギ

ミツバオウレン

そして、空想花ともいえる、ぬいとりさんの創作の植物3種。

1点ずつそれぞれに愛らしいのですが、スカートの散りばめられた様子は、甘すぎずデザインとしても秀逸です。

こちらは、ぬいとりさんの図案の中でも1番人気の「タンポポの綿毛」

おわかりになりますか?
後ろには、たんぽぽの花とありんこさん1匹!

皆さん大好きなミモザ。

前面、後面、それぞれにミモザの花がスカートに枝垂れて描かれています。

こちらは、案内状のメインビジュアルにも使わせていただいた花柄が入ったスカート。

凛と立った植物が、ぐるりとスカートの裾を回ります。

そして、夕暮れ、と名付けられたパープル系のスカート。
同色の糸で綴られ、ポイントに銀色の糸も使われてシックで印象的なスカートです。

着用モデルは身長160㎝のうさ村さん。
作者の羽田さんはもう少し小柄でいらして、やはりこの丈のスカートがとてもお似合いです。

もう少し身長の高い方は、レギンスや裾を見せるペチコートなどと合わせたり、
ブーツを履いても素敵です。

ぬいとりさんが、心を込めて仕上げてくださった刺繍のスカート。
あと、わずかになりましたが、どうぞ、ぴったりの方のもとにお届けできますように。

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