スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

15th????

2021.07.23

当オウンドメディアの中にある「」のコンテンツ。
工藝作家、アーティストの方々に文章をお書きいただいている場所です。

職業としての所謂「物書き」の方々ではありませんが、私が勝手に書くべき人だと思って依頼しています。

皆さん、それぞれお忙しい中、ある方は予定通りに、ある方はかなり遅筆!で、自称優しい編集者の私宛(笑)ご寄稿くださっています。

今回は、Anima uni 長野麻紀子さん。
「夏をつける」

ひらがなの「つける」には、様々な漢字が当てはまるような気がします。

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「ゴールディーのお人形」を翻訳、出版された末盛千枝子さんは、作者ゴフスタインについて「どこかに悲しみの影があるというか、悲しみのひとはけが塗られているから」彼女の本が心を打つと言っていました。
 
生きていく時間には、歓喜も退屈も哀切もさまざまなことがない混ざって構成されていますが、どんな局面でも悲しみのひとはけが潜んでいて、そのひとはけの塩梅をほどよく文章にできるかどうかは大事なことだと思っています。

長野さんの「夏をつける」という文章にも、悲しみのひとはけがなんともよい塩梅で漬け込まれているように感じました。
ぜひ、味わってみてくださいね。
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末盛千枝子さんは、彫刻家の舟越保武さんのご長女で、その船越保武さんの「巨岩と花びら」は私の愛読書のひとつです。
舟越保武さんは彫刻家ですが、書くべき人だったのだと思います。

「葉」でご寄稿いただいている方々の文章がゆっくりと地層のように積み重なって、いつかそれぞれ一冊の本になることを夢想しています。

この画像は、オープン早々にお越しくださった吉田史さん(左)と長野麻紀子さん。
おふたりに挟まれているゴージャスな!!!胡蝶蘭は、LCFさんと佐々木ひとみさんと共に4人の装身具作家の方々が贈ってくださったもの。

そもそも、この胡蝶蘭が届いた時、あまりに大きくて立派で豪華すぎて度肝を抜かれました。
なので、その上の「15th」という輝きのメッセージに気づかなかったのです(スミマセン)

その後、あれ??へび?
と、びっくりして、その後、あら、あらあら・・・・~~と、頭と心がぐるぐるするような衝撃がやってきたのでした。

ヒナタノオトは今年の12月で15周年。
その記念の年に移転オープンしたということで、このようなサプライズギフトを制作くださったのでした。
あらためて、この場からも御礼申し上げます。
15thの左から
吉田史さん
LCFさん
Anima uniさん
佐々木ひとみさん
ありがとうございました!

この制作に関して、LCFさんが動画を作成くださっていますので、こちらからもご案内させていただきます。
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今週末、日曜日は吉田史さんが終日在店くださいます。
また、Anima uni、長野麻紀子さんもお立ち寄りくださる予定。
15thの創作秘話?もぜひお尋ねになってみてください。