スタッフブログ
ヒナタノオト日誌
鶺鴒鳴 せきれいなく
2021.09.139月も中旬に入ってきました。
時折暑さが戻りますが、体温を超えるほどの熱気は遠ざかりましたね。
七十二候では、「鶺鴒鳴」。
「せきれいなく」のセキレイは、小鳥の名前。
市街地でも、駐車場でよく見かける小鳥といったら、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
セキレイは年中鳴きますが、秋には小鳥の声も澄み渡った空に爽やかに響いていく、
という意味で、この秋の節気のフレーズになったようです。
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ヒナタノオトでは、津村里佳さんのガラスの展示が終了いたしました。
たっぷりの豊かな作品群。
大変ご好評をいただきました。
里佳さんの作品展を心待ちにしてくださった方々。
新店舗になって初めてご来店くださった近隣のお客様。
真剣に!楽しく!お選びくださった方々が、爽やかで和やかな時間を作品と共に創り出してくださっていることと思います。
(昨日、搬出後、里佳さんが戻られてから、
作品をご自宅で素敵にユニークに(笑ってしまいました!)撮られた写真をお持ちくださったお客様がいらっしゃいました。
こういうキャッチボールのような交流、とっても嬉しいです。
お預かりしましたので、里佳さんにご覧いただきますね)
今週、火曜日、木曜日には、以下の画像のような構成で、次の展示を迎える前の空間を彩っています。
津村里佳さんのオンラインストア「ソラノノオト」での販売は、15日水曜日正午からの予定です。
尚、ドーム、ハナドキ、ニワタヅミがございます。
金属と組み合わせた作品、モビールの販売はございません。
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土曜日からは、吉田史さんの装身具展「新世界」が始まります。
吉田史さんは、毎回個展のたびに、テーマを深く探り、新作の発表をしてくださいます。
「いま我が家の次女はひらがなに続いてカタカナを会得し、絶賛言葉に興味津々です。
おもしろくて仕方のない様子で、家の中にいても街の中にいても目に入るものをたどたどしく読み上げます。
まだ黙読はできないよう。
道の上でもとつぜん大きな声で読み上げるのでとてもおもしろい。
いままで模様としてしか写っていなかったものがすべて意味を持っていたと気づいたときのきもちってどんななんだろう。
ちいさな頭とこころの中でどんなに急速に新しい世界が拡がっているのだろうと思うと覗きたくてたまりません。
同じように絵本の世界も急速に深めていて、いままでの「これ読んで」一辺倒だった時間に、
ふと難しい顔をしてひとり本に顔を突っ込んで読み上げる姿を見るようになりました。
それはちいさな頃の自分と同じで、本はいつでも新しい世界に簡単に連れて行ってくれます。
年を重ね読み聞かせるいまにはまた違う新しい世界を。
いままで題材にしたお話に加えて、新作もご用意しました。
写真はそのひとつ、「オズの魔法使い」からの気球です。
ドロシーが新しい世界にとんできて、無事におうちにもどってもそこはもうまた新しい世界だっただろうな
などと思いを巡らせて制作しています。」
吉田史さんのインスタグラムより → click
今回のテーマとタイトルに込めた想いを、史さんはこのように書いてくださっています。
史さんの幼いお子さんの初々しくも眩しい感性は、きっと私たちの幼い時間にも豊かにあったはず。
その瑞々しさを、史さんの作品を通して皆様とともに呼び戻してみたいと思っています。
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おまけ!?レポート。
大学時代からの友人の誕生日は8月。
今年は、アトリエ倭さんの「オトナのコウサク・小さな額」を贈りました。
おうち時間が増えた中、ものづくりの楽しい時間を過ごしてほしいなぁ。
何かちいさな好きなものを額に入れて飾ってもらえたらうれしいなぁ。
と。
すると、なんと、その友の同じく8月生まれのお嬢さんのために、
BFさんがヒナタノオトに来てくれて、同じくその小さな額を贈り物に選んでくれていたのだと。
(私は、その日にいなかったので、知らなかったのでした)
友のレポート、とってもわかりやすくて素敵な記事ですので、こちらにもリンクしておきますね。
my favorite things → click
母と娘のおうちワークショップ。
ヒナタノオトの大切な作家の方の手になるものが、
おめでとう!の気持ちをこんなに豊かに形にしてくれました。
40年近く前からの友人とこのようなやりとりを重ねられること、本当に幸せに思います。
ちなみに、アトリエ倭さんの「オトナのコウサク・小さな額」は、
濃色ブラウンのウォールナットがあと少しありますので、よろしければご覧ください。
ソラノノオト→ click
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