ヒナタノオト
作品展に寄せて

Q1
ご夫婦でのものづくりユニットTETOTEの藤武秀幸さんと美輪さん。
今展には、どのような作品を出品くださいますでしょうか?

A1
窓から見える春の庭の景色に想いを寄せ、植物の刺繍作品を中心にお届けします。
クレマチス、カモミール、原種系チューリップ、ホタルブクロなど新柄もいろいろご用意しました。

それとともに今展にちなんだ窓柄の刺繍を是非、見て頂ければと思います。
色々な形の窓は私やあなた、一人一人の「窓」をイメージしました。

春の匂い、風を取り込んで大きく深呼吸しよう。
それぞれの春を楽しもう。
そんなことを想い制作しました。

Q2-1
今回、「春の窓」というサブタイトルをつけました。
TETOTEさんの、窓にまつわるエピソードがありましたら、教えてください。

A2-1
2年ほど前に作業机の位置を自然光の入る窓辺に替えました。
窓の前にはそれは大きな木が1本。
風に揺れる葉音、遠くに見える木工所からの機械音が心地良い日中、夕方には大樹にどこからともなく戻ってくる鳥たちや田んぼ横の通学路を歩く学生たち。
そんな日常の風景を眺めながら一日の大半をこの窓辺とともに過ごしています。

「春の窓」
今展のメインビジュアルにとお願いしたのが、TETOTEさんの刺繍。
窓を巡って、写真集を共有したり、イメージを語り合ったり・・・。
かたちに仕立てる前に撮影用の布を送っていただいたとき、
まさに心の窓が開いたような気持ちになりました。

今回の案内状、多くの方に、よかったね!
と言っていただき、TETOTEさんと共にうれしい気持ちです。
椅子敷きに仕立てられた作品、ぜひご覧ください。
(とはいえ、ご売約済の節はご容赦くださいませ)

TETOTE 藤武美輪さんは金曜日以外在店くださいます。

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