ヒナタノオト
作品展に寄せて
Q1
萩原朋子さんは、今展にどのような作品を出品くださいますか?
A1
クリスマスやお正月をお迎えするわくわくした時間をイメージして、クリスマスツリーの花入れや、オーナメント、来年の干支のうさぎや、招き猫のお餅などを出品します。
炭化の花入れも少し出品します。
Q2
ご両親、あるいは、おじい様、おばあ様から引き継いだ愛用品があれば教えてください。
A2
若い頃の母が着ていた、ろうけつ染めのサロン。
3人(内私達は双子)の子育てで、めまぐるしい忙しさだったと思いますが、このサロンを巻いた母はとても似合っていて、ゆったり見えて、素敵だなぁ。と思っていました。
大学生くらいの時に譲ってもらってからは毎夏着ていますが、35年以上経っているとは思えない状態で、遠くの国の人が、丁寧に作ったものなんだな。と異国情緒と共に感じています。
Q4
「おばあちゃんの食器棚」の中で印象に残ったお話があれば教えてくださいますか。
A4
「おばあちゃんの食器棚」は、使い手としても、つくり手としても読んでいて重なる部分がありました。
どうしても内に入りこんでしまいがちな仕事ですので、はるさんを通じて作る人、使う人の喜びや、時には迷いが感じられてなんだかほっとしました。
Q5
自由学園明日館のちなんだエピソードがありましたら、お聞かせください。
A5
子どもの頃、自由学園のコルクの積み木で遊んでいましたが、我が家ではかなりお転婆な感じで使われていました。。
息子が産まれて、母が贈ってくれたコロコロ木の実や、くまのパペットには私も息子もとても楽しませて頂きました。
特にコロコロ木の実と二人で一緒にゴロンゴロンしたりして、お気に入りでした。
(画像:自由学園生活工芸研究所HPより)
萩原朋子さんは、千春さんと共に、26日(土)14時くらいから1時間ほど、会場内で制作公開(デモンストレーション)をしてくださいます。
千春さんがポットを作り、その蓋に朋子さんの作った動物をつまみにつけてくださるとか。
ぜひ、ご覧ください。
萩原朋子さんは26日土曜日に在館くださいます。
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