ヒナタノオト
作品展に寄せて

追記
11月25日(土)
竹口要個展 11時~14時までは、ご予約のお客様のみギャラリーにお入りいただけます。
(ご予約は締め切らせていただきました)
14時以降は、ご予約なしのお客様にご覧いただけます。

11月25日(土)
店内奥のギャラリーは14時までご予約のみですが、手前の空間はどなた様もご覧いただけます。
また、午後にKUUSI6 大楽久美さんが追加納品とひととき在店くださいます。

11月25日(土)
12時から、津村里佳さんのガラス作品のオンラインストアでの期間限定販売を行います。
→ click

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『クリスマスに工芸を灯して』
の季節となりました。

ヒナタノオトの恒例企画となって、きっと15回目くらいです。
いや、16回目??
ヒナタノオトがこの12月1日で17歳ですので、たぶん、翌年から回を重ねてきたように思います。

毎冬のように訪ねていたクリスマス前のデンマークでは、クラフトショップやギャラリーがクリスマスの贈り物で満たされていました。
心親しきひとへ、あるいは家族や自分へ。
クリスマスのシナモンクッキーをつまみながら、手仕事の品々を巡る時間が営まれていました。

そんなイメージで始まった『クリスマスに工芸を灯して』
今年は、充実した作家個展とともに第3弾にわけて展開することとなりました。

第一弾、vol.1はこの作家の方々

木と漆 万緑 | 木地人形 @banryoku.ya
KUUSI6 | フェルト @kuusi6
さこうゆうこ | ガラス @sakouyuko
繍 ぬいとり | 刺繍 @_nuitori_
樋口 萌 | 陶芸 @moehiguchi_pottery

さこうゆうこさんは、毎年このシーズン、水耕栽培ポットをたっぷりご紹介してきました。
さこうさんの美しい透明のガラスポットが、全国にじわじわ水耕栽培の愉しみを広げていくようで、私たちもその一翼を担わせていただく喜びがあります。

定番に加えて、ムスカリ、スイセン用の茎が長い植物用に工夫された新作も届きました。
また、小さな花瓶として人気だったかたちのものを、ムスカリにもより適した口の大きさに調整したタイプも。
うんと大きなサイズが、たっぷり花瓶としても通年で活用いただけます。

毎年買い足してくださる方もいらして、それも素敵な季節の迎え方だなぁと感じさせてもらったり。
東京あたりでは、12月いっぱいが仕込み時ですので、ご自宅用はもとより、贈り物にもおすすめします!

KUUSI6 フェルトの大楽久美さんは、産休育休を経て初の出品とのこと。
ヒナタノオトをその場に選んでくださって、感謝いたします!

バッグ、ポーチの他、ネックウエアを多彩に作ってくださいました。
首元にひと巻のあたたかさ。
すみません!ネックウエアの写真がよいものがなくって。
あらためて撮ってご覧いただきますね。

繍 ぬいとり 羽田久美子さんからの作品が北海道から届いています。
初日からファンの方などご来店くださっていますので、画像の中にはすでに販売済のものもあってすみません!

こちらの新作サコッシュが秀逸です。
繍 ぬいとり さんですから、刺繍がすばらしいのはもちろんなのですが、サコッシュの内側のポケットの造りなど、かたちも愛ある工夫が施されています。

バッグもあります。

愛らしいピンクッションも、画像が今手元になくて申し訳ないのですが、羽田さんのnoteにその工夫についても綴られていますので、リンクさせていただきますね。
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一本どりの刺繍はますます冴えて、そのモチーフへの想いや愛が、針のあとに凛とした姿となって縫いとられています。

vol.1には、ヒナタノオトでは初めてご紹介させていただく作家がおふたり。

まずは、三重で陶芸を制作される樋口萌さん。

稲垣は、工房からの風で樋口さんのマグカップを購入してすっかり所謂ヘビロテ!で愛用しています。

色合い、絵付けにまず惹かれたのですが、使ってみると形もいいのです。
底部の意匠もなんとも心地よく。
今回は、フリーカップ、小ぶりな取り鉢などの食器をお出しいただきましたが、どれも食卓を新鮮に彩ってくれる姿です。

これから力を蓄えていかれる若い作家の方ですので、店頭でぜひお手に取ってご覧になってみてください。

そして、「木と漆 万緑」さんからの木地人形「ねむ」。

挽き物を学ばれたあと、その技術を生かして、ご自身の想いをもっとも素直にかたちにすべく辿り着いた木地人形。
その想いはこちらに詳しく綴られています。
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木と漆の美しさが生活の中に潜むよう、ただ愛おしい存在になることを願って作られた「ねむ」。
なかの空洞には、あずきが仕込まれてあって、掌で振ればシャカシャカと音色を奏でます。
手の感触と耳からの響き。
心鎮められるような木地人形は、どれも姿、表情が異なっていますので、ぜひ心が通いそうな「ねむ」との出会いを叶えてください。

日曜日まで開催いたしました津村里佳さんのガラス展。
一部作品は引き続きヒナタノオトで展示販売を継続しております。
また、25日土曜日正午からは、オンラインストアでの期間限定販売も行う予定です。

竹口要さんの個展も25日土曜日から始まります。

◯ 初日11月25日(土)
 11:00〜14:00〜は、ご予約のお客様のみご覧いただけます。
 ご予約は満席となりました。

◯14:00からはご予約の必要はございません。
但し、状況に応じて人数制限をさせていただく場合がありますことをご了承くださいませ。
尚、店内での撮影、通話、送信行為は固くお断りいたします。
また、広やかにお選びいただけますよう、お買い占めなどのないよう点数制限をさせていただく場合があります。
ご理解とご協力の程をお願いいたします。

初日土曜日には、竹口さんご夫妻が在店くださいます。
今年は、陶芸工房の移転という陶芸家としては一大事業!を成し遂げられて、大変お忙しかった竹口さん。
東京での個展は、今年は今回のみとのこと。
竹口さんの作品をご愛用中の方、初めてご覧になられる方、ぜひお出かけくださいませ。

『クリスマスに工芸を灯して』
個展とあわせ、日々、店内作品変化していく年内のヒナタノオト。
ご来店をお待ちいたしております。