ヒナタノオト
作品展に寄せて

前田 充
東京 木工
使いやすさを大切に。
毎日の暮らしがほんの少しでも豊かになるようにと願って作られた木の家具と器。

Q1
「ki-to-te」の前田充さん、今展には、どのような作品を出品くださいますか?

A1
しゃもじ、箸置き、お米カップ、畳ずりスツールなど、日本の暮らしに合うような作品を中心に出品します。

Q2
前田さんの庭にまつわるエピソードがありましたら、教えてください

A2
住み始めて10年くらい、築50年ほどの古い平屋にちょっとした縁側があって、その前に小さな庭があります。
まだ寒いころから少しづつ緑が増えて最初に春を感じる場所です。
暖かい日には、近所の猫がやってきて縁側で昼寝していたりと
のんびりとして好きな場所です。

木工作家の方々は、いつも木、植物に触れているお仕事ですね。
木の器や家具が暮らしにあることで、自然の息吹きを日々に取り込めて、心が整うような気持ちになります。
そして、使うほどに経年変化を愛おしく思えるところも、植物ならはでしょうか。

前田さん、会期中多く在店くださって、私たちにも心強い存在!
皆様もぜひ木の器やカトラリー、椅子のことなど、実直なお話しぜひお聞きになってくださいね。