ヒナタノオト
作品展に寄せて

婦人之友11月号で8頁にわたって記事を掲載いただきました。

つくり手のモノサシ
大谷哲也さん/桃子さん・陶芸作家

桃子さんとの出会いは22年前。
当時独身の桃子さんは、アメリカ留学を経てご両親の陶芸工房で陶芸を始めたばかりでした。
その時見せていただいた作品には、蓮やバナナの葉っぱが描かれていて、
その瑞々しさがまぶしくて、ぜひぜひ制作続けてくださいね、とお話をしたことを覚えています。

その後、信楽の窯業試験場で技師として働いていた哲也さんと結婚されて、
3人のお嬢さんに恵まれる中にも、作陶をずっと続けてこられました。
一方哲也さんは窯業試験場での仕事を続けながら、個人の制作も始められて、
おそらく初めて大きな会に出展されたのは、2003年の工房からの風だったかと思います。
その時、すでに現在に通じるフォルムを確立されていて、そこから独自にお仕事を深めて、
現在の素晴らしい作品構成につなげていらっしゃいます。

そのあたりに、あれやこれやは、ぜひ婦人之友11月号をお読みいただけましたら!

長く制作、そしてその生き方の折々に触れさせていただいている方を、
こうしてあらためて取材し、記事にさせてもらえること。
私にとってもほんとうにありがたい「仕事」の姿だと感じています。

今回の「婦人之友×ヒナタノオト」展では、
自由学園明日館 婦人之友社展示室で 花器とカフェ時間関係の器
ヒナタノオトでは、食器と平鍋などを展示販売いたします。

:::

作家の方と作品展をじっくり展覧したい、作家とお会いしたいという方々にご案内します。

予約制とすると、買わないといけないんじゃないか、とか、
同じ作り手として予約したらわるいなぁ、、とかって思われることがあるかもしれません。
まったく、そんなことはありません。
むしろ、作家在店の日に、ひとりの作家とも会えないなんて、異常だと思うのです。
今回も、明日館でのご予約、作家の方ひとりもいらっしゃらないのです。

ご予約は開始後2分で満席と一度なりましたが、
同一人物の予約など予約基準を満たしていないものや、
遅い時間帯のキャンセルもありましたので、
ぜひ、作家の方などこれからでもご予約くださいませ!
お二人と旧知の方も、お会いしたことのない方も。
https://ftomootani.peatix.com/

明日、明日館でお会いできますように~~