ヒナタノオト
作品展に寄せて

Q1
「作り手と結ぶ庭 花菜摘む」に、Anima uniさんは、どのような作品を出品くださいますか?

A1
はらりほろりとはなひらき芽吹きはじめたいまの庭を映すような、植物の装身具を中心に、お持ちします。

3月スミレに、野苺、木苺、スノードロップ、スズラン、四つ葉のクローバー。
大野八生さんとのコラボunini の「12の月の贈りもの」より、春のリングにピアスも。

ちょっと良いこと、起こりそうな予感と、
春めいた気分を満開にたずさえて。

Q2
しばらく遠出が難しい時間がつづきましたが、
今、Anima uniさんが一番行きたいところはどこですか?

A2
空の上。
ひろがりうつりゆく光景をただただぼうっと眺めていたい。

Q3 
今展に寄せて、作家の方にお好きな花、野菜、果物を教えていただきました。
その中から、特にひとつについて、お話しくださいますか? 

A3
エルダーフラワー。

楚々とした白い小花が密集したたたずまい、
ぼんぼりが点されたみたいな見た目もたいそう好みながら、
そこはかとなく漂ってくる爽やかなマスカットの香りも素敵だし、花も実も食用に。

しなやかにはりだした枝には、冬じゅうずっと小鳥たちが飛んできて、
よい声で囀っていました。

Q4
Anima uniさんの在店予定を教えてください。

  3/17 (水) 10:00 – 19:00
  3/18 (木) 13:30 – 19:00
  3/19 (金) 10:00 – 17:30
  3/20 (土) 10:30 – 19:00
  3/21 (日) 10:00 – 17:30
  3/22 (月) 13:30 – 19:00
  3/23 (火) 13:30 – 19:00

(急な変更の可能性がございます。
時間の詳細は当日お尋ねくださいませ)

「行ってみたいところはどこですか?」
という投げかけに、
「空の上」
と答えが返ってくるAnima uniさん。

その詩的で、本質的な答えに、いつもながら、唸らされてしまいました。
作品のテーマ、モチーフにもその心がまんなかに。
エルダーフラワーなど、繊細な表情を細やかな技法で形作った作品も、ぜひ近くでご覧いただけますように。