ヒナタノオト
作品展に寄せて

オトナのナツヤスミ展に出品くださる8名(組)の作家の方々からのメッセージと作品をご紹介いたします。

今回ご紹介するのは、木工のアトリエ倭さんからのメッセージです。

Q1
アトリエ倭さんは、今展にはどのような作品をご出品くださいますか?

A1
定番の文具をたくさんと、新作のモビール、それから新しいワークショップのキットを2種出品します。

モビールはサンキャッチャーの付いた灯台と舟のモチーフで、先月仕事で伺った小樽の灯台から見た風景をカタチにしました。
『夏の光』というタイトルをつけています。

ワークショップのキットは『オトナのコウサクキット』というタイトルで、
精密な組み立てを楽しむ小さな額を作るものと、
ひたすらに磨きを楽しむペーパーウェイトを作るものをご用意しています。

楽しい夏の思い出を閉じ込めたり、夏のお便りを書く時間の、佳き相棒になれたら嬉しく思います。

Q2
この夏、お気に入りの食べ物、または、飲み物を教えてくださいますか?

A2
甘党の進は、カルピスを日々飲んでいます。

佳人はお水が好きで、年中お水ばかり飲んでいますが夏は特にたくさん飲んでいます。

どちらも作家さんのグラスで飲んでいて、作り手の方の顔を思い浮かべながらグラスを選ぶ時間も楽しんでいます。

Q3
来年、コロナ禍がおさまったら、どんな夏休みを過ごしたいですか?

A3
やはり祖父と祖母の眠る福島で過ごす夏を恋しく思います。

おにぎりと漬け物を持って猪苗代湖に泳ぎに行って、帰ったらスイカを食べてお昼寝して、夜は親戚一同で大宴会と花火。
みんなで餃子を包んだり畑で枝豆もいだり、トランプしたり花札したり、映画「サマーウォーズ」に出てくるような賑やかな夏休みを、来年は過ごしたいと思います。

展示に向けて、イメージをふくらませ、知恵を楽しく絞って、デザインを生み出し、それをかたちにしていくアトリエ倭さん。
オトナのナツヤスミというテーマを思いっきり喜んで制作してくださったことが伝わってくるような作品群ですね。

揺らぐモビールに心をふんわり泳がせたり、
ナツヤスミの宿題もオトナは楽しもう!とばかり、木に触れて手を動かしたり。
8日日曜日は、香田佳人さんが在店くださいますので、お話しも伺えますね。