ヒナタノオト
作品展に寄せて

Q1
今展にもご出品くださる OLD TO NEWの吉田史さん。
今回は、どのような作品を出品なさいますか?

A1
ずっと作り続けている春の野の花、新しく春を告げる雪解けと福寿草、
そして宮沢賢治が書いた「にじはなみだち きらめきは織る」と野ばらの木がこぼす水晶の雫を思い描いた作品などをお持ちします。

Q2
今回、「春の窓」というサブタイトルをつけました。
吉田史さんの、窓にまつわるエピソードがありましたら、教えてください。

A2
仕事場には北と東に窓があります。
どうしても日中だけでは時間が足りずに夜を明かすことも多く、窓から東の空が明るんでくるのを見るのがすきです。
夜通し作業することは誰にもじゃまされないすきな時間なのですが、濃紺の夜から有明を見ているとご褒美のようにも思います。

夜を明かす、、、とは徹夜なのでしょうか。。。
きっとお疲れ積もっていらっしゃるはずですのに、
「濃紺の夜から有明を見ているとご褒美のようにも思います。」
とは、なんと美しい感情とそれを現した言葉でしょう。

作品に史さんの美しい心の音が響いているようです。
今回の新作も新鮮!とても楽しみですね。

また、展示什器脇の壁面には、グラフィックデザイナーのご主人デザインのポスターとのコラボ!展示もあり、必見です。

吉田史さんは、ご自身またはサポートくださる方のいずれかが全日在店くださる予定です。

吉田史さんのインスタグラム → click