今日は夏至ですね。

北欧の夏至の頃は、ひときわ美しく、訪ねるにはベストシーズンだと思います。
浜辺では焚火を囲み、真夜中まで薄明るい中をおしゃべりを。
長く暗い冬を知っているからこそ、ひとときの眩しさを大切にかみしめて。

「北欧のゆかり」展
お陰様で多くの方がお越しくださり、終了させていただきました。

初日には、作家の方も多く在店くださって、作品を巡って、北欧のお話が会場のあちらこちらで。
木曜日には、八ヶ岳から和世さんが来てくださり、あわせてキナさんも。
ひととき空間にデンマーク時間が流れました。
最終の土日には、かれんさんが在店くださり、すでに作品をお持ちの方、はじめましての方それぞれに、かれんさんの布を使いたい、育てたい！というお声を。
かれんさんのような若い真摯な作り手がいることを喜ばれて、心から応援しているお気持ちが満ちて、そのやりとりには愛がこもっていました。
作り手と使い手の交流、と言い古された言葉かもしれませんが、まさにそのあたたかさを感じた時間でした。

「北欧のゆかり」は、北欧つながりの作家の仕事を展示したものですが、その根っこにはデンマークで感じた想いがあります。
それは、『人生を心豊かに楽しむ、満喫する』ということを、当たり前に行っていること。
その時間を少しでも感じあえたらうれしいなと思っています。
お手元にわたった作品に触れる時、そんなエッセンスがふと伝わってくれたら幸いです。

25日土曜日正午から一部作品をオンラインストアにてご覧いただきます。

加藤キナさん　　革
迫田希久さん　　白樺樹皮
佐藤かれんさん　染織
鈴木有紀子さん　ろうそく
繍 ぬいとりさん　刺繍

尚、店頭では　上記作品の他、今井和世さんの一筆箋、郷間夢野さんの絵、大島奈王さんの陶芸作品の展示を引き続き行っています。
25日土曜日からは、吉田史さんの装身具の展示がたっぷりとした内容で始まります！
合わせて、ご覧くださいませ。

では、どうぞ佳き夏至の日を！

稲垣早苗

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