店主ブログ
日々の芽吹きの記録

呼び寄せのポット

2022.08.10

婦人之友誌に連載をさせていただいている「おばあちゃんの食器棚」。

第1話 大きな食器棚(プロローグ)
第2話 漆のご飯茶碗
第3話 こぎんのティーコゼ
第4話 木のサラダボウル

と既刊となって、今月からはwebでお読みいただきます。

第5話 呼び寄せのポット
本日公開となりました。
→ click

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毎回、実際に私が愛用している工芸品が語り部となってお話が進んでいきます。
そして、その作り手は、今まで出会った作家の方々が複数重なってモデルになっています。

今回の語り手は、ちょっと特殊?でポットのふた。
所謂作家もの、ではないのです。

そして、お話の中に出てくる病院エピソードは、実話が基になっています(笑)。
洗面器と石鹸のところも・・・。

感想をお寄せいただけるメールフォームも作ってくださいましたので、メッセージをお寄せいただけますと大変励みになります。
どうぞよろしくお願いいたします。

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「おばあちゃんの食器棚」にちなんだ展覧会を、今年の11月最終の土日に、自由学園明日館講堂で企画中です。
ぜひ、カレンダーにチェック入れておいてくださいね。
11月26日(土)27日(日)です。

想いを叶える手の仕事。
昨年くらいから、その作品と作り手を紹介する仕事を「伝える・贈る・遺す」を心に置いて進めるようになりました。
伝える、贈る、に加えて、遺す。

自身が年齢を重ねる中で、遺すということの意味を思いながら、工芸と関わっていきたいと思います。
そんなこんなも、折々お伝えできればと思います。

今回も、大野八生さんがすばらしい絵を2カットお寄せくださいました。
ぜひご覧くださいませ。