店主ブログ
日々の芽吹きの記録
展
2020.03.09和泉綾子さんによる染織・RIRI TEXTILE展、土曜日から始まりました。
店内換気に心がけ、必要なものを用意、整え、初日を迎えました。
和泉さんともども、「展覧会は開いていますが、どうぞご無理なく」という気持ちで、空色の扉を開けました。
土日の週末、混雑はしませんでしたが、終日ゆったりと途切れずにお客様に恵まれました。
ありがとうございます。
和泉さんの笑顔のままに穏やかな時間が流れました。
作家の方々も数名いらしてくださいました。
和泉さんの作品が見たいことが一番でしょうけれど、加えて和泉さんを応援しているんだなって感じました。
作り手同士のあたたかな心の交流、ほんとうにいいなぁ、うれしくなります。
『こんな状況だけれど、作品を出品する機会、みてもらえる機会があることが、とっても幸せだって思うんですよね』
アトリエ倭の進さん、佳人さん夫妻が来られて、このようなことを話してくださいました。
『作家同士で会って、作品を見て、元気に会話をしてって出来ることも、幸せだなって』
というようなことも。
アトリエ倭さんも、11日から始まる伊勢丹展への出展者(アトリエ倭さんは3期25日から)なので、心配もあることでしょうに、まったくそんな素振りも見せず、この「展」という機会を前向きにとらえていました。
展
という字の意味は、平らに広げ並べること。
展覧会がまさにそうですね。
そして、進展や発展の「どこまでも伸び広がる」という意味が、私はとくに好きなのです。
展覧会が売買という機会だけではなく、伸び広がっていく機会であるように。
使う人の暮らしや気持ちが伸び広がるように。
作る人の制作が未来に向かって、伸び広がっていくように。
ヒナタノオトも、伊勢丹での催事場でも、「展」の心でお迎えしたいと思います。
そして、この場で出会えた人同士が、不安を煽り合うようなことや、塞ぐような気持ちになるのではなく、心が展がっていくような感性や知恵を育めるような機会になったらいいな。
そんな風に思っています。
3月以降のヒナタノオトは
~ 15(日) RIRI TEXTILE展
16(月)~ 20(金) 休み
21(土)~ 29(日) VANILA受注会
30(月)~4/6(月) 休み
伊勢丹展は
vol.1 3/11(水) 〜 17(火)
vol.2 3/18(水) 〜 24(火)
vol.3 3/25(水) 〜 31(火)
「自由学園明日館」での大野七実陶展は
4/7(火) 〜 12(日)
「galleryらふと」でのクロヌマタカトシ展は
4/4(土) 5(日) 6(月) 11(土) 12(日)
展はゆっくり続きます。
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