スタッフブログ
ヒナタノオト日誌

春の窓、全開しました

2022.03.12

伊勢丹新宿店での催事「ヒナタノオト 作り手と結ぶ庭 春の窓」。
日、月、火と開催もあと3日間となりました。
今日、12日土曜日には、最終参加の4名の作品が加わって、まさに会場の「春の窓」が全開となったかのような明るさでした。

日曜日も作家の方々、多数在店くださいます。
作り手と結ぶ庭
作品を介して、ぜひ豊かな交流を育んでいただけたらと願っております。

後期出展作家のうち、田中遼馬さんの作品は完売となっております。
安齋 新さん・厚子さん、津村里佳さん、studio fujinoさん、松塚裕子さん、三浦侑子さんは若干作品がございます。
ほか後期出展作家の方々には、潤沢にご用意いただきましたので、見ごたえある展開になっております。

二年前から続く悩ましいいコロナ禍の中、今展も無事に開催できるか不安の中で企画を進めておりました。
企画をしながら心に置いたのは、作家と来場者の方々が交流できる機会、作家同士が交流できる機会を創ろうということでした。

実際に作品と出会う機会、複数の作家と同時に出会う機会がかなり失われたここ二年。
今展が少しでもその失われた機会を補うものであればと願いました。

幸い開催が叶い、お客様にも恵まれて、会場ではほんとうによい表情の作家の方々ばかりです。
工房にこもって精一杯制作した実りの作品を持ち寄り、ハレの場でそれを見て、触れて、選んでいただく。
それぞれの実りを作家同士で感想や意見を交わす。
こんな時間、きっと久しぶりですね。

今回は出展なさらなかった作家の方々も含め、作り手の方々も、あと3日間、ぜひ会場にお運びいただけたらと思います。
もちろん、丹精込められた人の手から生まれた工藝作品を愛する方々、興味関心を抱かれた方々のご来場もお待ちしております。

会場、刻一刻、展示を新鮮に整えながら、作家の方々とスタッフともに「春の窓」をあけて。